出発前のイタリア語力、勉強方法

出発前にどの程度イタリア語ができていればいいかと、お勧め教材について記載していきます。


初めに理解しておかなければならないことは、無勉強では絶対に授業についていけないということです。
必ず自分で勉強して基本的な文法や発音(読み方も)などは理解しておかなければなりません。

前提として、授業は全てイタリア語で行われます。
イタリア語を学びにきている外国人に、イタリア人がイタリア語でイタリア語の説明をするわけです。
先生は全員英語をはじめいくつかの言語が話せるので、初級クラスは英語を交えて説明があります。
とはいえ、イタリア語で説明がある以上、ABC…の読み方数字の読み方など、文法と関係のない大前提の基礎を頭に入れておかなければ、授業中今何をやっているのか、教科書には何が書かれているのか、ということがわからず、授業についていくことができません。
⇨詳しくは授業についての記事をご覧ください。

 勉強方法

自分の勉強方法がある人はそれを続けてください。
この記事はこれから始めようかなとか、伸び悩んでいる人の方が参考になるかもしれないので、勉強方法をもう確立している方は参考までに読んでください。
決して、このようにできないと身につかない!ということはありません。

勉強の始め方
私はまずイタリア語とは何か、みたいな本(後で紹介しています。)を一冊読んでからいわゆる語学勉強を始めました。

まず取り組んだのは、超基本的な単語から初め、超基本的な文法をテキストを使って勉強していく、という方法です。
初めから問題集を解かなくてもよくて、テキストをふんふん言いながら読むだけで大丈夫です。

ここでいう超基本的な単語とは、avere、essereの他、行く、食べる、寝る、歩くなどの人間の生活で必ず行うような動作を表す言葉(主に動詞)のことです。
超基本的な文法は、まず人称についてと、avere、essereの現在形の変化をベースに、すべての動詞が数通りに変化することについてです。
この辺りをぼんやり理解できるようにサラサラっとテキストを読んでいました。

「This is a pen.」って言えない人はいないと思いますが、知らないとまずイタリア語では言えません。
まず「ペン」をなんていうかを知らないし、「これ」を知らないからです。
この辺りの簡単な不明点をちょっとずつ解明していくところから始めましょう。

現在形ができるようになると、次は過去形、未来形、半過去、みたいにテキスト通りにやっていって、ある程度問題集もやっていきましょう。
初めの目標はイタリア語検定5級合格レベルです。
実際に受験する必要はありませんが、過去問はコンビニのネットプリンタから買えるので、腕試しにどうぞ。28〜36ページで800円です。

実際の勉強方法のイメージですが、ちょっとだけを毎日、でやってください。
1週間に何日か1時間やるよりも、毎日10分やった方がいいと思っています。
とにかく毎日やることです。語学学校のスイス人の女の子が言っていましたが、「語学勉強は植物を育てるのと同じで、毎日水をやらないと枯れてしまう。」とのことで、なるほどそうじゃありませんか?
あとはどこかの偉い人が言っていた、「語学勉強は下りのエスカレーターを逆走して登っていくようなもの。立ち止まるとすぐに下がっていく。」というのも確かにその通りだと思います。
なんにせよ、継続してやれと言っているわけですね。
もうほんとに単語帳をチラッと読むだけでもいいです。とにかく毎日やることです。

この毎日の数分をだんだん、15分に、30分に、1時間に、と増やして行きましょう。
そうすれば半年後にはある程度文法は理解できているはずです。
私は出発1〜2年くらい前から、寝る時間を削って毎日3時間くらいやりましたが、効率は良くなかったと思います。

習慣化
人間、3週間続いたものはそのあとも習慣になって続けられるらしいので、まずは3週間、つまり21日間、頑張って続けてみてください。
まずは5分でいいですからね。
毎日やっていれば、絶対に3週間も経たないうちに5分じゃ足りなくなるはずです。
そうなればもう勉強しないと気持ち悪くて寝れない!くらいになっていきます。

色々書きましたが、初めは簡単なところを数分、毎日やりましょうということです。

会話力
個人的な意見ですが、どんなに勉強をしようがイタリア語検定を合格しようが、話す力は人間と話さないとほとんど伸びないと考えています。
なので、ハロートークなどのアプリでもいいですし、オンラインレッスンでもいいので、話せるようになりたい人は必ず話す練習をしてください。
ボクサーがいくらサンドバックを殴り続けても防御ができないと試合には勝てないように、文法だけを鍛えても会話力を鍛えてないと会話はできません。
下にも書いていますが、留学を考えている人はオンラインレッスンなどで自分の会話力がどの程度のレベルかしておいた方がいいと考えます。

なので、ある程度学習に慣れてきたら、声に出す練習をしてみてください。
会話とは違いますが、発音やトーンを練習することはかなり重要なことだとすぐにわかるはずです。
YouTubeで動画を見ながら発音を真似したり、テキストの例文を感情を込めて言ってみたり、などの練習をしましょう。
はじめたての人は単語を声に出して読むくらいで十分効果があります。

 初級クラスはどのくらいのレベルか

先ほども触れましたが、自分の文法レベルを測れる手っ取り早い方法の一つに、イタリア語検定があります。
全くのイタリア語初心者やイタリア留学が初めての方の場合、これの4級に自信をもって臨み、合格できるくらいのレベルであれば序盤の文法の授業(2ヶ月くらい)で困ることはないと思います。しっかり日本で勉強していれば、2ヶ月目以降もこれまでに培った基礎力で対応できるはずです。

私も出発前に4級を受けて合格できましたが、ちょっとだけ見た例題の雰囲気からして、その当時「3級は難しそうだな」という体感でした。
そのくらいの学力で、序盤は十分に通用します。

もちろん学校にもよるかと思いますが、私の印象では、初級クラスの「イタリア語をちょっとだけかじった(1ヶ月くらい)ヨーロッパ人」「ある程度(半年〜1年くらいかそれ以上)勉強した日本人」の文法、リスニング、会話力などのトータルの能力値はヨーロッパ人の方がやや上に感じました。
文法は日本人の方がよくできているようですが、ヨーロッパ人の聞き取りや会話のスキルは文字通り桁違いです。
私も4年くらい(趣味程度に)自分で勉強して いたので、「まあまあできる方かな」などと思っていましたが、いざクラスに入ると「ちょっと文法ができる奴」くらいでした。
具体的に身につけておかなければならないもの(私の思う)としては、「超基本的な文法( io  sono、tu  sei、lui/lei/Lei  è など)」、「代表的な動詞の活用(essere、avere、andare、mangiareなど生活で使う動詞)」、「近過去をある程度」、「定冠詞、不定冠詞(超ざっくりで大丈夫だと思います)」、「超基本的な単語(曜日や数字、自分の興味のあるものなど)」、「それっぽい発音(Rの巻き舌やgnなど日本に存在しない発音も)などです。あと余裕があれば半過去を少しだけやっておくと安心です。
つまりイタリア語検定4級までの出題範囲となるわけですね。
時間がない人はこれらを重点的に勉強してみてください。

このある程度勉強していかなければならないのは、英語が堪能な人でも同じことです。
英語さえ話せればイタリアで不自由なく生活することは可能だと断言できますが、前述の通り授業は全てイタリア語で行われます。
なので、これからイタリア留学を考えている方には日本での学習を強くお勧めします。

悲劇
これも授業についての記事で書いていますが、実際に無勉強で初級クラスに来た英語が堪能な日本人(海外生活経験あり)がいました。

授業は当然イタリア語で行われますから、先生が何を言っているか理解できないため全くついていけずておらず、授業で当てられても質問がわからないため、先生が英語で説明して、その人も英語で答え、また先生も英語で返す、という無駄な時間にクラスは静まり返り、それはもう悲惨な光景でした。
結局その人はクラスで一人だけ昇級できず、永遠に初級クラスのままでした。
ただ、そんな感じでも周りは英語ができるので生活は問題なくできます。

 テキスト

自分でどのように勉強するかわからないという方は、Amazonや書店でイタリア語のテキストを購入しましょう。
私は留学までかなり時間があったので、12冊のテキスト・書籍を購入、全ページやり込み、物によっては2周したものもあります。
私の買ったテキストを買った順に紹介します。買った順なので、語学力も順を追うごとについて行っていると考えてのおすすめ度です。後半の本は初心者にはお勧めできないものもあります。

はじめてのイタリア語 (講談社現代新書) 講談社現代新書


お勧め度 ★★★★★
これ、ほんとのほんとに初心者の方は絶対に買うべきだと思いました。

問題集ではなく、イタリア語という言語について詳しく書かれています。
全部理解する必要はありませんが、イタリアの成り立ちや仕組みなどを理解するにはもってこいでした。
例えばイタリア語はどんな言語で、他の何語と似ていて、なぜ似ているのか…とかが解説されています。
私はまずこれを買って、全部読んでから次の参考書を買おうと考えていたのですが、結果的に正解でした。

 

話すイタリアの単語力〈分野別〉ベーシック2000


お勧め度 ★★★☆☆
単語集です。なくてもどこかで遭遇することになる単語が多いので、あえて買わなくてもいいかなと思っていますが、あっても便利な一冊です。

それぞれ、「病院」、「食事」、「芸術」などそれぞれの分野ごとに分かれているのでいいかなと思って購入しました。
全て覚える必要はありませんが、おそらく全て目を通しても半分以上は頭から抜けて行くと思うので、ざっくり一周読んでみて下さい。
私は寝る前にサクッと読んで声にだして覚えて…と言う感じで使っていました。
単語の勉強はこの本だけを使うのではなく、問題集でわからなかったところをチェックしていく方がいいかなと思います。
カバーがどっかに行っちゃいました。

 

イタリアだったらどう?


お勧め度 ★★☆☆☆
一部のイタリア語学習者には有名なダビデ・モスカート氏による、「イタリア語だったらどう?」の書籍版です。
私のイタリア語の基礎はWEB版イタリア語だったらどう?でできたといっても過言ではないほどWEB版をやり込み、youtubeの動画も全て見ましたが、この本はいまいちな印象でした。
独学で日本語を極めたイタリア人が語学学習について書いているので、当然内容に問題はありませんが、一番初めに買う本ではないと思います。
とりあえず一周読みましたが、次の「しっかり学ぶイタリア語」があれば不要かなという印象です。
どうしてもWeb版の方がよかったなぁと思ってしまうので星は低めです。
同氏のユーチューブチャンネルは必ずチェックしておいてください。かなり有益な文法の解説が載っています。

しっかり学ぶイタリア語―文法と練習問題


お勧め度 ★★★★★
これ、絶対に買いましょう。
クラスにいた日本人もこの本を持っていました。
ここに書かれている内容が自分の頭で理解できていれば、授業で困ることはまずないと思います。
近過去か半過去までしっかりやれば、授業の内容にはついていけるはずです。
私は当初文法を理解できずやってもやっても忘れるため、結局3周やりました。
内容的には最後の問題が接続法についてなので、B1くらいまでの勉強の助けにはなってくれるはずです。

 

どんどん話せるイタリア 作文トレーニング


お勧め度 ★★★★
初心者には難易度が高いかもしれないので★4です。個人的には★5です
この本だけでどんどん話せるようにはなりませんでしたが、例文やケースごとの作文がしやすくなる内容になっています。
作文ができるということは、頭の中で文章を作れるということにつながるので、3〜4冊目に選んでもいい一冊です。
特に、最後のチャプターで作文を作るトレーニングがあるのですが、素晴らしい達成感を味わえる作りになっています。
「私の元彼が〜」、「イケメンを見つけた」という女性目線の例文が結構あります。
私はこの本が結構気に入っていて、3周してイタリアにも持っていった一冊です。
が、基本的に日本語の参考書は持っていかなくてもいいと思います。

 

イタリア検定4・5級突破


お勧め度 ★★★
CD付きです。
一番初めに買う本ではないと思いますが、5級の内容は比較的簡単なのでイタリア語に慣れてきたら一回手に取ってみて下さい。
イタリア語検定を考えている方はこれと公式の問題集(詳しくはイタリア語検定の記事をご覧ください。※準備中)をやっていればまず問題ありません。
内容は申し分なく、幅広い分野をカバーできます。
この内容が全て身についた状態で留学に臨むのが理想だと個人的に思います。
私はなぜか間違えて二冊買いました。
基礎が固まっていることが前提ですが、4級以上の問題特有のいやらしいひっかけに対応する能力が身に付きます。あまり会話の役には立ちませんが、注意力は身につくかも。
検定試験を受けなくても、解説がある(所々ない問題もありますが)問題集は貴重なので一読の価値はあります。

 

イタリア語スピーキングCD付


お勧め度 ★★★★
スピーキングの名に恥じぬ内容になっています。
まずやりとりのイラストと文を読みながらCDを聞いて、次のページでは主人公(アリサ)の吹き出しとCD音声が空になっているので、アリサになりきって話す練習をするわけです。
CDを再生できる環境が必要ですが、全編通してシャドーイングの練習ができる一冊で、この本に買いてある例文はそのまま授業で使う機会があるものも多く、これを読んだか読んでいないかで周りと差がつくと感じました。

例えば、後半に「日本語の難しさや初音がイタリア語に似ている(と感じる)」という内容が含まれる会話の練習がありますが、ここ、丸暗記してもいいくらいです。
授業のみならず、日本のことをよく知らない人に出会って、そういった話題になったときに毎回使えます。
出発まで3ヶ月くらいで新しい教材が欲しい方にはこれをお勧めします。
私はこれも2周しました。

 

日記を書いて身につけるイタリア


お勧め度 ★★☆☆☆
残念ながら、私には合いませんでした。
この頃になると、基本的なことより実用的な例文や文法の解説が欲しくなっていたのと、この本の例文は解説が全然なくて、あまり参考になリませんでした。
なぜその表現を使っているのかとかもそうですが、日本語の例文もクセがあって何だか合いませんでした。
たまにある「休憩コーナー」というトピックには結構有益な情報もあるので、何冊かやって新しいものが欲しいという方にはいいかも。
日記を書く際に参考にするなら先程の「どんどん話せるイタリア語 作文トレーニング」で問題ないかなという印象でした。
あと日記を書くために勉強するなら、もうダイレクトに日記を書いたほうがいいのではないかと思いました。
日記については後述します。

 

イタリア 基本単語使い分けブック [音声DL付]


お勧め度 ★★★★
「ここ、いつもよくわからないんだよな〜」と悩みがちな単語の使い分け方が例文とともに紹介されている本です。
「perché」「poiché」「percio」のように「同じような意味を持つが、用法が異なる単語が存在する。」という語がいくつかありますが、この本ではわかりやすくその違いが解説されています。
イラストも載っていて、登場人物にストーリーがあって、例文もそれに沿っているのでイメージがしやすい印象でした。
例文も載っているので、CDを聴きながらシャドーイングの練習もできます。
初心者向けではないという印象です。
ちょっと高い。

 

耳が喜ぶイタリア


お勧め度 ★★★★

CD付き。
リスニングとシャドーイングを繰り返すことで聞き取り力の強化を、と言うコンセプトです。
イタリア語がわからなくても、日本語の文を読むだけで何となくイタリアについてイメージできるような内容にしている、とのことで、実際に今まで聞いたことのない単語や、イタリアの文化をトレーニングしながら発見することができるので、大変有意義な一冊です。
音声はネイティブのスピードで話している上、話題も難しいものが多くて単語も難しいので、かなり難易度が高いと感じましたが、毎日毎日聞き込んでシャドーイングを繰り返し、わからない単語は全て拾って別で頭に入れる、という作業をすればどんどん耳が喜んできます。
一周するのにかなり時間がかかりましたが、終わった頃にはぼんやり現地での会話をイメージできているかと思います。
お勧めです。

 

改訂版 口が覚えるイタリア


お勧め度 ★★★
CD付き。
〇〇が〇〇するシリーズですが、著者は違います。
内容もまるっきり違っていて、フォーマットも全く違います。
そのまま使える例文を練習して、口で覚えろ、
と言うことで結構有用そうな例文が載っています。
ただヒントはちょこっと書いているんですが、しっかりした解説がなく、他にも言い方がありそうだけどなぜこの言い方なのかな、と言う場面が多かったです。
初心者にはお勧めしませんが、解答を見てある程度理解できるレベルの人にはお勧めです。
実際そのまま覚えてそのまま使うことができる分が多いので、一回手に取ってみてください。
帰ってきてからの復習で使っています。

 

イタリア語エッセイ 風変わりで愛しいニッポン


お勧め度 ★★★★★

心の師、マッテオ・インゼオ氏のエッセイで、イタリアの文化と日本の文化の違いをしっとり綴っています。
これを読んで語学の勉強をするというよりは、文化について学び、思いを馳せる、という使い方をしていました。
ページ構成は左側にイタリア語、右側に日本語という具合で、「この表現はイタリア語だとこうなんだ」と確認できる作りになっています。

実際に本人が書いているかどうかは分かりませんが、ここで書かれている内容は実際私もイタリアでも耳にすることがあったりと、役に立つものばかりでしたので本屋で見かけたら手に取ってみてください。
何より高くないので、気軽に購入できますね。
もっと分厚くてもいいのに!と思うくらい楽しい一冊でした。おすすめ。

 

 WEB学習

インターネット上にも有益な情報が無料で掲載されています。
初心者にお勧めなのは、
「イタリア語だったらどう」※現在WEB版は公開されていないようです。
youtubeのチャンネルをご覧ください。


「ネットでイタリア語」
なぜここまでしてくれるのだろうと思いながらいつも参考にしています。
スマホから見るとページの挙動がおかしい時がありますが、各分野ごとにしっかり説明されていて、例文や活用も乗っています。
例えば、「イタリア語 条件法」などで検索するとGoogleでもトップに出てきたり、とても役に立つサイトです。
動詞の活用は一時期印刷して持ち歩いていました。
文法についても全て網羅していると言ってもいいほどの情報量です。
ここを拠点に勉強を進めましょう。


愛知県共済 イタリア語
失礼ながら氏の詳細は何も知りませんが、石黒氏という方がコラム形式で文法の解説をしてくれています。
毎月更新してくれていて、現在も更新は継続されています。
画像は第一回目の超基本的な挨拶についてですが、画像内の左のメニューにもあるように接続詞についての解説もあるなど、かなりのレベルまで対応しています。
毎回一つのコラムについて勉強するなどして活用しましょう。
私は仕事の休憩中なんかにチラッと読んでから気になるところをスクショして帰ってから勉強に使っていました。


アメバde イタリア語

イタリア人の旦那さんと、日本人の奥さんによる会話形式の文法解説です。
実際に旦那さんはイタリア語のレッスンも行っているので、説明は非常にわかりやすいです。
ずらっと文法を解説しているのではなくて、生活の中で起こったイベントや疑問点などから派生してイタリア語を解説してくれます。
奥さんもイタリア在住ですが、イタリア人の旦那さんの解説が入るので安心です。

中級者にお勧めなのは、
上記の
愛知県共済 イタリア語
アメバde イタリア語
に加え、

  
dante-learning
正直ここが無かったら躓いていた文法はかなりあります。
例えば、再帰動詞についてここより詳しく書かれているサイトはありません。
内容も申し分なく、非常にわかりやすく書かれています。
ここもオンラインレッスンを行っています。

みんな大好き接続法も解説されています。

 日記

日記を書くのは外国語学習では定番ですね。
私も日記を書いていましたが、社会人の日常って全然書くことがなくて、祝日こそ書くことは増えますが、平日は眠いだの疲れただのを書くばかりで意味がないなと思って単語学習に切り替えました。
私には合いませんでしたが、日記を日頃から書いている人や興味がある方は1ヶ月くらい続けてみてください。ハマると作文能力がぐんぐん上がると思います。
間違っていてもいいですが、正解を知ることは大事なので、「この表現が存在するか」、「この単語はイタリア語でなんというか」調べながらやることで単に日記を書くだけではなく、しっかり学習することができます。
ハロートークなどのアプリでネイティブの人に確認してもらうのもありです。

 教室に通う(オンラインレッスンなど)

出発前に実際にイタリア人と会話することはかなり重要です。
私は出発1ヶ月前にNOVAに入会しました。
予定外の出費もありましたが、結果行ってよかったと思っています。

NOVAは1ヶ月1万円〜ですが、ポイント制なので空き状況によっては追加でポイントを購入しなければならない場合があります。
一万円で4pt付与され、グループレッスン20分で0.5pt 、40分で1pt消費します。
マンツーマンだと 20分で1.5pt 、40分でなんと3pt消費します。

実際私も追加購入が必要で、結局1ヶ月で20000円くらい使いました。この辺りは通う教室やオンラインレッスンによって変わると思います。
私はグループレッスンの雰囲気を知りたかったのであえて普通のマンツーマンのオンラインレッスンではなく、NOVAにしました。
時期に関係なくイタリア語はオンラインレッスンのみだったようで、思っていたのとは違いましたが自分のレベルをイタリア人に評価してもらえるのと、グループレッスンの雰囲気(他の生徒も日本人ですが)、他の人のレベル(地味に気になりますよね)などがわかるので、直前の総仕上げとしてはいい選択だったと思っています。
仕事を辞めてから通い始めたので問題なく予約を取れましたが、仕事しながらだと予約取れない問題があるかもしれません。

単にオンラインレッスンを受けるだけでいい方は他で安いスカイプレッスンなどがあるので、上記のダンテ・ラーニングを見てみたり、ネットで探してみてください。
NOVAに限らずですが、余裕があればマンツーマンの授業は受けておいた方がいいと思っています。
単純に、自分がどれだけ話せないか痛感できる、という点でどんな勉強よりも価値があります。

 

ベルリッツ



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