出発前はとにかく忙しい日々を過ごすことになります。
社会人の方は仕事を辞めるタイミングが重要になりますが、なるべく余裕を持って準備するようにしましょう。
直前ではどうにもならないこともあるので、ここにリストアップしておきます。
国際免許についてや荷造りについては専用の記事があるので、そちらへのリンクを貼っておきます。
基本的な考え方
基本的に、出発日から逆算して、「いつまでにこれをする」など、期日までに絶対にしなければならないことをリストに書き出すようにしましょう。
特に、出発前の最後の一週間は本当にあっという間に過ぎます。
この最後の一週間は、もうすでに留学生活が始まっていると考えてもいいくらい重要です。
1ヶ月分のカレンダーに毎日やることを書き込んだり、この日までにこれをする、などを書き込んだりしてしっかりコントロールするようにしましょう。
そして、一番重要なのが「思いついた(思い出した)ことは全てメモする」ということです。
仕事中にふと、「あ!これやっとくの忘れてた!」ということがあると思うんですが、帰ったらやろうと思っていると間違いなく忘れるので、毎回メモしてしっかりカレンダーやスケジュールに組み込むようにしましょう。
時間が足りないのもあるんですが、何よりも直前にならないと固まらない段取りが数多くあるため、直前まで気が抜けません。
いつ仕事を辞めるか
学生の場合はまた違ってきますが、社会人の場合仕事を辞めるタイミングが超重要になります。
会社の締め日にもよるかと思うので、辞めるタイミングは早いうちから上司や会社と相談するなどしておきましょう。
私の会社は末締めではなかったので、うまく約1ヶ月前に退職できました。
私の場合、NOVAに通いたかったり、平日にしかできない準備が多かったり、色々理由があって出発1ヶ月前に仕事を辞めました。
結構前の段階から1ヶ月半前にやめようと考えていたので、生活費や貯金のことも織り込み済みだったのもあり退職後の生活に困ることはありませんでしたが、経済状況によってはギリギリになる場合もあると思います。
私が聞き取りで得た体験談では、最低でも「準備に10日は欲しい」と言うものでした。
「体感的に、一週間前に辞めるのは厳しいだろう」と言う意見が多かったです。
お勧めとしては、働きながら荷物や書類の準備を進めていけるなら10日前が最低ラインです。
平日に役所に行ったりしたいとか、他に準備に時間がかかることがある場合、3週間〜1ヶ月前に退職できれば、準備の時間は十分取れると思います。
どの場合でも、在職中からある程度準備を進めておいてください。
賃貸の場合、いつ引っ越すか
これも家賃が日割りになるかどうかなどで、いつ退去するかはかなり変わってきますが、これも一週間前などにしてしまうと直前までかなりきついスケジュールを強いられると思います。
ご実家などに移れる場合は、余裕を持って10日以上前には引っ越しておきたいところです。
私はかなり前の段階から実家に移ったので、直接参考になる体験談は書けないんですが、聞いた話では、10日前に引っ越した話が一番ギリギリな印象でした。
携帯電話について
現地での携帯電話の記事はこちらをご覧ください。
私の場合、iphone12が最新の時期にiphone7を使っていて、出発前に最新のものに機種変更していこうと思っていたので、出発の一週間前くらいに携帯ショップに行きました。
結果的にちょっと遅かったんですが、買い物なども含めギリギリまで粘ってしまう癖があったので一週間前になっていましたが、もう少し早く行ったほうがいいかもしれません。
現地での携帯についての記事でも書いていますが、SIMフリーに対応する機種であることが必須なので、条件は必ず確認しておいてください。
歯医者に行きましょう
定期的に歯医者さんに通えている人でも、必ず出発1ヶ月以上前には歯医者さんに行ってください。
あまりに直前に行くと、歯になんらかの問題があった場合治療が間に合わないことがあります。
私の場合、退職したのが金曜日だったので、翌週の月曜日から通院を始めました。
無理矢理にでも虫歯を見つけてもらって削られたかったんですが、普通の歯石除去だけでした。
それでもガッツリ検査してもらって、レントゲンや歯の一本一本を見てもらう検査(?)を、はじめと終わりに2回ずつしたので、なんだかんだで合計6-7回の通院が必要でした。
通常歯医者では保険治療の都合上、歯石除去などの軽い治療でも数日を要しますので、一週間前に通院を開始したりすると間に合わないかもしれません。
もちろん、退職後から通わなくても在職中に通ってもいいと思います。
私は在職中は仕事の都合上、診療時間に間に合わなかったので、退職後から通院を始めました。通院期間を考慮して退職日を決めたのもあるので、治療自体は余裕を持って進められました。
眼鏡を変えるならお早めに
私は出発前に眼鏡の度を変更するのに加え、ヨーロッパの夏に備えてサングラスを新調したんですが、これも一週間前とかに行ってしまうとまず間に合いません。
眼鏡の度を変える場合早くて一週間、遅くて10日かかるので、早めに眼鏡屋さんに行く必要があります。
私はメガネを作るのに日数がかかることをすっかり忘れていて、結構ギリギリになってしまいました。
特に私が作ってもらったサングラスは度付きのものだったので、どんなに急いでも9日かかると言うことで、急がせてしまう形になってお店の人に迷惑をかけてしまいました。
皆さんはしっかり余裕をもっていくようにしましょう。
1ヶ月前に行っても早すぎることはないかと思います。
クリーニングは間に合うか
「冬物をクリーニングに出してから持っていこう」とか、「自宅の布団をクリーニングに出してから」という方は、出発前に受け取れるか考えてから出すようにしましょう。
ご家族がいる場合はある程度任せてもいいと思いますが、地元を離れて生活されている方は注意しましょう。
合わせて、持っていく服を日常的に着用している場合、洗濯はどうするか、出発前日に着ていた服はいつ洗うか、などの現実に起こり得るものの地味極まりない問題が発生するので、洗濯物についてもどうするか考えておいてください。
Amazonの荷物は届くか
「出発前に Amazonで買っとこう」というものがある場合、もうそのタイミングで買いましょう。
Amazonにおいて、カートに入れて放置していたり、必要なのになんとなく買うのを躊躇してしまうことはよくありますが、出発直前に購入するとなるといかにAmazonといえど前日や当日までに届かない場合もあります。
私はバリカンを新調するのを忘れていて、直前に購入してギリギリ前日に届きました。
こうなると荷造りに影響してくるので、ネット通販で買う必要のあるものがある場合可能な限り早めに購入しましょう。
自宅における私物の保管について
長期の留学の場合、自宅に保管というか置いていくものが劣化してしまわないように注意する必要があります。
一番身近なところで言うと、服の保管には注意しましょう。
日光に当たらないようにしつつ、虫害を防ぎ、湿気から守る必要があります。
布団もなんらかの対策をする必要があります。
私は、洋服をある程度密集を避けて保管して、防虫シートをかけて、布団はクリーニングに出して敷きっぱなしにしないようにしました。
そして、どうしてもある程度日光に晒されるもの、自転車やバイク、車の保管にも気をつける必要があります。
車もそうですがバイクや自転車はまず盗難を防ぎ、タイヤや部品の劣化を防ぐ処置をしてください。
自転車はスポーツ車だったのでタイヤは外して吊り、接地しないようにして、フレームはディレイラーが接地しないように保管していました。
バイクはガソリンを抜き切る自信がなかったので、逆に満タンにして実家のガレージの奥に置いておきました。
住民票、税金関係
一年の海外留学をする場合、基本的に住民票を抜いていくことになります。
住民票を残したままにしておくと、住民税、年金、保険を払わないといけなくなってしまいます。
住んでないのに払うのも嫌ですし、金額も結構なものだと思うので、絶対に忘れずに役所に行って手続きしましょう。
具体的には海外転出届を提出することになるんですが、海外転出届を提出すると保険も外れることになり、年金も払う義務が無くなります。
私の場合、海外転出届を出した時にマイナンバーカードも回収されました。
この辺はお住まいの役所によって対応や必要書類が変わると思うので、余裕を持って区役所に確認しておいてください。
その他(専用記事リンク)
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