【決定版】イタリア留学に必要な予算

 

予算については、留学を考えた時、一番はじめにぶち当たる壁だと思います。
目的によって変わるのはいうまでもありませんが、このブログでは一年間の語学留学を前提に書いています。
大学に留学される方等は参考までに読んでください。
世界で一番詳細に書いてゆきます。
※この記事では1ユーロを130円で計算しています。


予算の現実

私が準備段階で予算について検索したり、エージェントに話を聞いたときに得た情報を総合すると、1年間の留学でかかる費用は200万〜250万というものでした。
ネットで検索すると、上の方に140~370万円って出てきませんでした?
もちろんこの幅以内で済むので事実なんですけど、幅がありすぎて何の参考にもならないため、一旦200〜250万だけイメージしておいてください。

実際にこの200〜250万という金額で留学にいくことはできると思うんですが、ちょっと思うところがあったので書いていきます。

▶︎前提として、私の言う金額を用意できなければ留学ができないというものではありませんのでご安心ください。予算250万円でも留学自体はできます。おすすめはしませんが。。。

まず前提として、当時30歳の私が準備から帰国までにいくら使ったかというと、約400万円です。さらに、帰国後の生活費として約40万円を用意していました。
これは、学費、生活費はもちろん、出発前に留学の為に使ったお金全て、つまり、出発前に行った機種変更代、NETFLIXの代金、このブログのサーバー代、日本に残してきたバイクの税金なども含めて、もう文字通り一年間で実際にかかった全ての金額です。
ただし、私の場合はイタリアでの家賃がやや高額だったことに加え、美術学校にも通っていましたし、仕事の機材なども留学中に必要だったため留学予算として含めたので、みなさんの場合はもっともっと抑えられるはずです。

私が実際に使った、学費や航空券代から購入したものなど留学にかかった全ての費用の明細は以下になります。
語学学校:500,000円(2021年時かつ、フィレンツェでもかなり安めの学校でした)
留学保険:281,520円
飛行機代:194,710円
滞在許可証:13000円
国際免許:2300円
食費:310,000円(自炊)
通信費:15,600円
家賃:936,000円(一年)
出発時PCR:25,000円
帰国時PCR:8450円
美術学校:400,000円
料理教室:32,700円
現地での保険:39,000円(グリーンパスのため。2年分⇨保険の詳細はこちら)
自転車:20,000円(空気入れなども含め)
プロテインなど:90,000円
外食:90,000円
:100,000円
美術館:35,000円
生活用品:65,000円
ATM手数料:40,000円
交通費:32,500円
お土産など:30,000円
その他買い物など:30,000円
ネットフリックス:6,000円(半年目からVPNを使っても見れなくなったので休止)
日本でかかっていたお金:150,000円
立て替えて返ってこなかったお金:3,000円くらい
送迎代(到着日と帰国日):10,000円


合計3,459,830円

これに、出発前にかかった費用を足すと約400万円となります。
これの詳細はただの買い物リストになるので省きますが、眼鏡の度を入れ直したり、現地で履くようのスニーカーを買ったり、スーツケースの購入やカメラの購入があったので、ここはかなり個人差がある部分だと思います。

これを見てもお分かりの通り、家賃をいかに安く抑えるかで変わってくるかと思います。

そもそもなぜ200〜250万円と言われているかというと、学費+保険+生活費+航空券、の単純な合計金額だからです。
これは、スーツケースや洋服などをはじめ、全ての持ち物や準備ができた状態で、上記の条件さえ整えば明日にでも行くことができるという人が必要な金額です。そして、帰国後の生活費にそこまでの心配もない、という人です。

例えばですが、携帯電話について。
私はiphone12が発売された時点でiphone7を使っていたので機種変更は避けられませんでしたが、みなさんはどうでしょう。もちろん機種変更代を安く済ませる方法はあるでしょうが、新型のiphoneの場合、機種変更だけで数万〜10万円以上の追加予算が必要です。
社会人で留学に行く方は、ほとんどの場合仕事を辞めていくことになります。その場合、帰国後の当面の生活費についても考えなければなりません。それでさらに数万円追加で必要です。

みなさん明日出発できますか?多分そんなことはないですよね。
しかし、ネットの情報やエージェントのホームページでは「200〜250万あれば〜」としか書いていません。
エージェントに何度聞いても、記憶喪失にでもなったのか?と思うほどに具体的な金額や詳細は教えてくれませんでした。反応からして実際覚えてないんだと思います。
おそらく皆さんが同じ質問をしても、「人それぞれです」の一点張りだと思いますが、「じゃあアナタはいくらくらいかかりましたか?」と詰めようものなら「200万あれば〜」と伝家の宝刀を抜かれてしまいます。
人それぞれなのはそりゃそうなんですけど、何に使う200〜250万円なのか、明確にして欲しいですよね。

その体験談、本当に正確ですか?
さらに注意したいのは、エージェントのサイトやその他のサイトに書いてある体験談や口コミの半分以上は、親御さんが費用を出している学生さんによる自己申告の口コミだと言う点です。
「そういった口コミは信用できない!」と言いたいのではなく、実際にどれにどの程度かかったのか全て把握していないケースが多いはずなので、情報だけ見て鵜呑みにするのは危険だと思う、というお話です。
もちろん自身で全ての費用を捻出した学生さんもいるはずですが、ネットに出ていたりエージェントが自慢げに掲載している学生さんの口コミをみて予算をイメージしたり、決定するのは一旦待ってください。

予算の組み方

では実際に自分にはどれくらいの予算が必要か、ということになりますが、まずはオーソドックスに学費+保険+生活費+航空券の値段を考えるところから始めます。
これをベースとします。
初めの段階では必ず多めに計算してください。例えば何らかの費用が45万円とかだとすると、もう50万円で計算してもいいと思います。徐々に修正していきましょう。
カツカツで計算すると100%足りなくなります。マジです。

学費
これは実際学校と期間によって変わるので一旦一年間で70万円(ざっくりとした平均ですが、だいたいこれくらいだと思っておいてください。※エージェント利用時)としておきます。
ただし、エージェントを利用しない場合、かなり抑えられます。
私はエージェントを利用したため、50万円(実際は35万円!)でした。
※私の滞在期間中にも、私の通っていた学校の学費は値上がりしていたので、今はもう少し高くなっています。
エージェントを利用すると、エージェントの取り分+実際の学費が請求されるため、学校によってはかなり高額になる場合もあります。
手数料無料!、と謳っているところがほとんどですが、無料なわけないですからね!
「うちは料金をいただきます」
とあらかじめ言っているエージェントもありますが、その方が今となっては信頼できると感じています。
⇨学費の闇についての詳細は学校の決め方についての記事に記載しています。

保険
保険のプランによって変動しますが、私のようにエージェントを利用した場合、約24万円〜約29万円となります。プランによって変動しますが、私は281,520円でした。
これもエージェントを利用する場合、個人で契約する場合は金額が異なる可能性があります。
エージェントを利用せず自身で契約する場合は未経験のため適当なことを書けませんが、一旦これくらいの金額で考えておいてください。
ここでは平均をとって26万円としておきましょう。
⇨保険についての詳細は保険についての記事に記載しています。

生活費
日本での生活でいくら使っているかを基準に考えます。
携帯代はイタリアだとかなり安く済むので月1300〜1400円くらいで考えます。生活費には食費・家賃・光熱費(家賃に含まれていない場合)も含めます。
家賃・食費・交際費込みで1ヶ月約10万円として一年で120万円と書いているサイトが多いですよね。
節制すれば実際それで収まるケースがほとんどだと思うんですが、一旦待ってください。以下のケースも存在します。

思わぬ落とし穴
もし家賃が月割りである場合、少し事情が変わってきます。
月割りの場合、一年間の留学で実際に
家賃を払う回数は13回です。半年の方は7回です。※あくまで月割りの場合に限ります。
指で数えるとわかりやすいんですが、
1月に行って、1月に帰るとすると…
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、1、となります。
日割りに応じてくれない場合、初めの一月と最後の一月で二ヶ月分払う必要が出てきます。
単純なことなんですが、ここをミスると数万円追加で発生するケースがあるので、事前に確認できない場合、月割りに応じてくれないことを想定して家賃は一ヶ月分くらいは余裕を持って用意して欲しいところです。

要は、一年の留学には
13ヶ月分の生活費を用意する必要がある場合があるということです。一年は12ヶ月なので×12で考えていると、生活費が足りない、ということが起こり得ます。
※とはいえ、ほとんどの場合日割りに対応してくれるとは思います。


私の場合、4/11に到着、4/4(戦争の影響による欠便で前倒し)に帰国したんですが、大家が日割りに対応してくれたので、この一年間に家賃を払った回数は12回でした。
厳密に言うとこれは日割りが効いたというより大家の家賃の計算方法によるもので、私の部屋の大家は4/12〜5/12を一ヶ月として計算していたので、結果として日割りが効いたのと同じ支払い方になったというわけです。

とはいえ、1ヶ月の予算でいうと、独立アパートでない限りよく言われている一ヶ月約10万円に収まるケースがほとんどだと思うので、1ヶ月10万円として考えましょう。

生活費イメージ  (一ヶ月)
家賃:50000円(光熱費込み、シェアアパート)
食費:15000円(特に意識してカロリー計算しない場合)
携帯代:1300 円
雑費:30000円(食料品以外の買い物や外食を含めます)


合計約100,000円

※独立アパートの場合は家賃は一旦、3万円くらいプラスで計算してください。(5万円で計算していれば8万円程度)

何日に行くかで変わってきますが、念の為13ヶ月分の生活費を用意するとなると、ここでも当初の予算に+10万円の追加予算が必要です。
私は前述の通り、家賃が高額だったためと、運動のためカロリー管理をしていたのもあって食費が高かったので全体的に高めになっていますが、
私の食費などを含めた1ヶ月の予算の設定額は約14
万円でした。

内訳  (一ヶ月)
家賃:91000円(光熱費込み)
食費:30000円
サプリメント:8000円
携帯代:1330円
雑費:10000円


合計約140000円


そして、生活費は現金で支払う以外は全てカードで支払うことになると思いますので、その手数料も考えなければなりません。詳しくは現地でのお金についての記事に記載していますが、カード利用する金額の4〜5%
追加で用意する必要があります。これは非常に高額ですが、現金を持っていけない場合は避けられません。
⇨携帯代についてはこちら
⇨食費についてはこちら
⇨家賃についてはこちら
⇨カードの手数料についてはこちら

航空券

これもエージェントに聞いたところでケースバイケースと言って逃げられますが、私の場合は194,710円でした。⇨航空券についてはこちら
なんとなく胡散臭かったのでエージェントの紹介は断り、H.I.Sを利用しました。
2020年の段階ですが、数社で相見積もりした平均価格は17〜20万円だったので、一旦20万円としておきましょう。
ちなみに、預け入れ荷物の重量がオーバーしていたり、個数を増やす場合は追加料金が必要なので、最悪のケースに備えて多めに用意してください。

真・予算のベース

以上を踏まえ、私が思う留学予算のベースは、約240万円(シェアアパート、一ヶ月の生活費10万円、学費70万円計算です)となりました。
ここまでは全ての人が必要な費用になります。
注意すべき点は、これは単に学費+航空券+保険+生活費を合計した数字だと言う点です。
これだけで出発できると言う意味ではありません。

これに追加で準備の費用がかかりますが、これはその人が既に持っている装備や、留学目的など、人によってかなり変わります。
「スーツケースも十分なサイズのものを持っているし、普段から旅行によく行くから旅の便利グッズもいくつか持っている。長期の滞在でも対応できる洋服もあるし、スマホも最新。パソコンもカメラも持ってるし、パスポートの期限も十分に余裕がある。」という旅慣れた人なら、ほとんど準備の費用はかからないかもしれません。
ただし、現地での滞在許可証の申請費用だけで100ユーロ(13000円くらい)かかるなど、エージェントが教えてくれない長期滞在では避けられない出費もあります。
⇨滞在許可についてはこちら。

学生の方は帰国後も学校があるかと思いますが、社会人の方は次の職が決まっていない場合、帰国後の当面の生活費も必要になります。
Googleで「生活費 平均」で検索すると、大体「月13〜15万円」くらいかかっているらしいので、それをベースに考えたいところですが、ほとんどの場合一旦実家に帰ることになると思うので、次の仕事が見つかるまで、または次の仕事が始まるまでは家賃、光熱費、食費は全て実家に頼ることになると思います。
私は実家でも食事は自分で作っていたので食費はかかりました。
そうなると、通信費(スマホ代)と月々にかかるお金(私の場合NETFLIXやサーバー代、Adobeのサブスクリプション費用など)だけで済むかと思います。
ただ、これは日本に特に何も残していない場合の話なので、車を持っていたり、奨学金を借りていたり、短期〜中期の留学の場合で賃貸の部屋(日本の)を借りたままにしているというような方はそれらの費用がかかってきます。

以上の理由から、実際どのくらい必要かはかなり個人差がありますが、(通信費(スマホ代)+月々の支払い)✖︎ 最低1ヶ月分もしくは2−3ヶ月分あると安心、くらいで考えておきましょう。生活費の盲点と同じように、働いた月の給料は来月に支払われるという点にも注意してください。つまり、帰国した月から働き始めても給料は来月になるでしょうから、その月の費用は必要です。

スマホのプランによりますが2万円もあれば通信費2-3ヶ月分にはなるかと思います。
⇨留学前のスマホの話についてはこちら。

帰ってきてすぐに仕事がある人は問題ありませんが、そうでない場合は雑費・交際費や必要なものを買うお金も残しておく必要があります。
あまりにギリギリだと、帰国後誰にも会えない上に外食もできない、ということになってしまいます。
ここでは一ヶ月2万円くらいで計算しておいて、二ヶ月分を用意しておきましょう。

ベースの240万円+通信費最低約2万円+月々の支払い(1〜2ヶ月分)+交際費/雑費(1〜2ヶ月分)
月々の支払いは特にない場合、仮にスマホ代と同じとして考えて一ヶ月2万円にしておきましょう。
となると、合計約250万円が手持ちの装備だけで明日にでも行ける人の留学のための費用となります。
※冒頭で述べたように余裕を持たせるために結構繰り上げています。

長期滞在のための費用

・特別な授業やアクティビティの費用
私の場合、芸術のコースを受講するために追加の授業料も必要でしたが、これも特にエージェントは確認してくれません。
必ず自分で大体の予算をイメージしておく必要があります。
例えばコーヒー関係のレッスンを受けるとか、美術や制作系のレッスンを受けたいと思っている人は学費とは別にそれぞれ必要になります。

・パスポート
パスポートの期限は十分にありますか?
更新が必要な場合、11000円〜16000円の費用がかかります。
ビザ発給の条件にもパスポートの期限についてのものがあるので、一度期限を確認してください。⇨ビザについてはこちら。

・スーツケース
私は海外旅行の経験が留学以前に行ったイタリア旅行が初めてだったのと、その時は冬だったので嵩張る衣類は着ていくことができたため、機内持ち込みができるサイズのスーツケースしか持っていなかったので、留学の為に購入しました。⇨スーツケース、荷物についてはこちら。
特に、学生の方は必然的に持ち物が少ないと思うので、あれこれ購入する必要があるかと思います。

・スマホ
前述の通り出発前はスマホも古く、30分も電車に乗っていようものなら到着する頃には電池切れしているようなコンディションだったので機種変更代もかかりました。

・洋服
スーツケース1つで行く場合、まず全ての季節に対応した服を持っていくことはできないので、現地で服を買う必要があると思います。
冬に出発できれば大きな買い物は避けられますが、それ以外の出発の場合、スーツケースの容量から考えて冬物は現地で買うほうがいいです。
⇨現地での洋服事情についての記事はこちら。

・旅行
さらに、よほどのことがない限り現地でアクティビティに参加したりイタリア内を旅行したりするはずです。
その費用も考えると、追加でさらに必要になってきます。
行きたいところが事前にわかっている場合、必ずあらかじめ予算に組み込んでおいてください。

・実際にイメージすべき金額
私の場合、一年もイタリアで暮らすことを考えると、多少犠牲を払ってもいいかという考え方だったのでスマホを変えたりスーツケースを買ったりと、あれこれ買ってしまいましたし、ナポリに行ったり少し旅行もしたので高くなってしまいましたが、必要ないという人には本当に必要ない予算だと思うのでここは一旦20-30万円としておきましょう。
これには洋服代や旅行代、その他好きなものを買ったりするお金も含んでいます。
明確に買うものや行く場所が決まっている人は多めに計算して足してください。

もちろん、最安のスーツケースに最安の航空券、共同アパートの最安値、学費も最安値、食事も毎日パスタを茹でてトマト缶を温めてかけるだけ、外食なし、なんかだと、100万円台で行って帰ってくることも可能だとは思います。
例えばイタリア留学に一年間で150万円で行って帰ってこれた!という人がいたとして、確かにイタリア留学としては破格の費用ですが、150万円は間違いなく使っているんです。
これが、本来〇〇万円もかかるものを、うまく立ち回って安く済ませたら一年間で50万円で済む!(例としてですよ)、という話なら極度の節制も価値があると思います。
ですが、一生にそう何度もない、せっかくの海外、しかもイタリアでの生活です。食事やファッション、芸術や文化に触れずただ日本より不便な環境で貧乏な生活をしただけになるなら、もう少し頑張ってもう少し生活水準上げませんか?と思ってしまうわけです。
もちろん、海外での極貧生活も楽しみに満ち溢れた、一生に何度と味わえない貴重な体験です。山本は上記のように考えてしまう、ということで読んでください。

 予算合計

となると、予算の合計は約280万円になりますね。
これに滞在許可証の費用(13000円)を足して、約281.3万円
ここに、カード利用やATM引き出しの手数料を足します。ここでは現地での生活費(120万円)と滞在中にかかる費用(20−30万円)の4%程度で計算しましょう。
大体6万円程度になるので、これを足した287.3万円(厳密にはもう少し低いですが、ギリギリではなく余裕を持って計算しましょう。)が、私の思う最低予算です。※家賃が日割りの場合。

出費イメージ(一年間トータル)
生活費:120万円
学費:70万円
航空券:20万円
保険:26万円


ベース合計約230万円

準備費用:30万円
帰国後の費用:10万円
カード、ATM手数料:6万円
滞在許可証:1.3万円


合計約287.3万円
繰り上げて290万円としましょう。

が、よほどの精神力か計画性がない限り、個人的にはまずこの金額で収まることはないと思います。
周りから聞いた話や実情から見て、最終的に落ち着く出費の合計は300万円をこえるくらいだと思っています。
どこかでイレギュラーな出費がかかったり、交際費/雑費(服を買ったり、美術館や外食に行ったりなど)をコントロールできない場面も出てくるはずです。
なので、基本的な考え方として、予算は多めに用意する、ということを心がけてください。余っても困らないと思うので。

上にも書きましたが、預け入れ荷物の重量がオーバーしていたり、個数を増やす場合は追加料金が必要です。
こういったイレギュラーや最悪のケースに備えて多めに用意してください。

まとめ

私の思う、一年間の留学予算は、約290万円!(エージェント利用しない場合や、家賃と学費で大きく変わります。)
ただし、イレギュラーに対応するためにできれば300万円以上は用意して欲しいです。一旦このあたりの金額をベースに考えましょう。
※独立アパートに住む場合、さらに30〜40万円程度追加で必要だと思っていてください。

私の場合は生活費だけで約170万円/年、学費で約90万円(語学学校50万円、美術学校40万円)、航空機と保険で約50万円、留学用品の準備に約30万円(スーツケースやスマホの機種変更、帰国後の生活費として40万円、その他を含め合計約440万円程度かかりました。ガチです。
帰国後はすっからかんでした。これも人生。