【完全版】海外留学への荷造り

海外留学へ向けての荷造り、必要なものなどについてです。
意外に情報が少なくて、何を持っていくかかなり悩みました。
エージェントのホームページは例によって役に立たない情報ばかりだったので、個人のブログやYouTubeなどでも調べたんですが、なかなか欲しい情報に辿り着きませんでした。
当然パッキングにおいて失敗もあったので、ここに一年間の留学の荷物(30歳男の)の完全マニュアルを記載します。
女性だったり留学条件の違う場合でも、一部だけでも参考にしてみてください。


 スーツケースの数

スーツケースの数については空港会社に左右されると思うんですが、私はコロナ禍で航空会社がコロコロ変わり、急な変更でルフトハンザからANAに変わったため当初一個だけの預かりだったものが最終的に2個預かってもらえるようになりました。
しかしこれはもう出発のかなりギリギリの段階だったため、2個目のスーツケース自体を用意できませんでした。
もっと早くわかっていれば何とかできたんですが、2つで行く場合も中身には余裕を持って出発しましょう。

そのチケットでのルフトハンザは1個だけしか預かってくれなかったので、当初スーツケース+リュック+トレーニング用品の入ったジムバッグ(ダメ元で手荷物として持ち込み、ダメなら追加料金覚悟でした)で行こうと思っていました。

結局2個預けられるようになったのでジムバッグを2個目としましたが、この記事では基本的にスーツケース1個に荷物を詰める場合ついて記載します。
初めからスーツケースを2つで渡航する方にも、最低限の荷物については参考になると思います。(特に男性の場合)
海外の航空会社は制限が1個のところもあるようなので、ある程度参考になると思います。
ここで紹介する荷物と数を最低限として、あとはスペースの許す限り好きなものを入れてください。

ちなみにスーツケースはお金を払えば2個目も預かってくれます。

ヒント
まず間違いなく帰る時には荷物が増えることになるので、出発時スーツケース2つで行ったとしても両方に満杯まで入れていくことは避けましょう。

物によりますが、このリストの通りに荷造りしても、重量制限に引っかかり追加費用が発生する可能性があります。
2つ持っていく場合、スーツケース1つずつの重さは分散できると思いますが、私はもともと制限が1つだったこともあって1つのスーツケースに詰め込むことになりました。
大抵の場合、エコノミークラスだと限界重量はたったの23kg(70ポンド)しかありません。
私のスーツケースでは自重で25%も奪われることになるので、残りは16-17kg程度。

こんな制限に一年間の荷物(それでも一部)が収まるはずがありません。

重量オーバーにもグレードがあります。重量がオーバーしていて、かつ23kgから32kgの場合6000円、32kg超から45kgの場合2万円となります。
私は当日の軽量で36kgとなったため、2万円払うことに!やっぱりスーツケースは2つ欲しい!
私の場合、芸術系の授業を受けるために道具が結構入っていたり、カメラやパソコンなどの仕事道具が結構重かったようで2万円も払うことになりましたが、普通は行っても6000円だと思います。

加えて、リュックなどの手荷物は預かりの数に含まれないので、限界まで有効活用しましょう。


参考までに、私のスーツケースのスペックは、
素材: ポリカーボネート
サイズ: 76 x 51.5 x 30.5(通常サイズで預け入れの上限サイズですが、ここから若干拡張できます。)

容量: 約 101L / 117L(拡張時)
重量: 約 6.4kg
です。


リュックはロールタイプだったので丸めたトートバッグを挟んでました。
中には重要書類、カメラ、パソコンなどの精密機器類と書類関係を入れていました。
手荷物には筆記用具も入れておきましょう。

 必要なものの割り出し

まず第一に、荷造りは引き算だということを理解しましょう。
とりあえず持っていきたいものを全て並べてみてください。
おそらく全く入り切らないと思います。私の場合はもう3倍くらい容量がないと入りそうになかったです。
ここから引き算していくわけですが、この荷造りのタイミングで全てが揃っているわけではないと思いますし、完全に荷物をパックしてスーツケースを閉じると荷物に変更があった時困る場合もあると思います。
そのため、まずは自分にとって絶対に必要なものをまとめましょう。

私もまず持っていきたいものを全て床に広げました。
そのあと、ある程度選別して以下が残りました。
解説も加えてそれぞれ説明します。


・パソコン、マウス、HDDなどの電子系の仕事道具
・カメラ類(デジカメ、ビデオカメラなど)
・充電器類
・勉強道具、参考書、ノートや筆記用具など
・作業道具、制作や彫刻に必要な道具(料理の勉強に来た人は調理器具になるかと思います)
・マスク(現在は不要)
・ボクサーパンツ
・Tシャツ
・靴、靴関係のグッズ
・パーカー類
・シャツ
・ジャケット類
・コート
・眼鏡、サングラス、眼鏡用品
・靴下
・手袋、マフラー
・ズボン(部屋着含む)
・ベルト

・ヒートテック
・ニット帽
・手帳
・イヤホン

・飛行機でやる3DS
・トレーニング用品
・サプリメント
・水筒
・パスポートなどを入れるポーチ
・重要書類系を入れるバインダー
・ミニ扇風機(取手が充電器になるニトリ製のもの)
・低温調理器(?)
・トートバッグ
・スマホフィルム,
・マネークリップと小銭入れ
・薬や医療品系(常備薬や塗り薬、目薬、爪切りなど)
・タオル類
・サニタリー用品(バスグッズ、ヘアジェルや櫛など)
・折りたたみ傘
・水着
・衛生用品
・キッチン用品
・電池
・食品
・お土産


以上です。
とりあえず詳細は省いて名前だけ書いているのでイメージしにくいかもしれませんが、詳細を書いて行きます。
ここからそれぞれの数を考えて行きます。

 必須アイテム

・パソコン、マウス、HDDなどの電子系の仕事道具
・カメラ類(デジカメ、ビデオカメラなど)
・充電器類
・勉強道具、参考書、ノートや筆記用具など
・作業道具、制作や彫刻に必要な道具(料理の勉強に来た人は調理器具になるかと思います)
・マスク
ここまでは絶対に必要なので、一旦分けておきます。
これが先述の絶対に必要なものです。現地で購入することができないものや、筆記用具やノートなどの、「これがええねん!」というものなどのことです。
ここから減らしていきます。

まず、パソコン、マウス、HDDなどの電子系の仕事道具ですが、ノートパソコン、マウス、HDD、外付けドライブ、ペンタブ、iPad(とペン)という内容です。
結論から言うと、外付けドライブは一回も使いませんでした。
CD教材を使う機会があるかなとか、DVD見るかも、と思っていたんですが、一回もありませんでした。
さらに、ペンタブは古すぎてmacのアップデートに伴いドライバが動作対象外になってしまい、ただの板になってしまいました。Amazonで購入することに。


カメラ類
ですが、デジカメ、ビデオカメラくらいですね。結構嵩張るんですが、これは手荷物に入れるつもりだったのでOKにします。

これも現地で買えないので必須ですね。

充電器類ですが、これには電源タップや変圧器も含まれます。
変圧器(Amazonで購入、単なる変換プラグで問題ありませんでした)、電源タップ(海外の電圧に耐えうるか要確認。私は一個死にました)、充電器(スマホ、カメラ、3DS、パソコン)はどうしても必要なので必須アイテムに入れておきます。
日本の電源タップはもちろん、変圧器の伊⇨日本は手に入りにくいと思うので、電源タップ(6つ口推奨)と変圧器は絶対に持っていくべきです。


勉強道具については、どの程度日本語の参考書を持ってくるかということも一つの問題ですね。
iPadがあったんですが、やっぱりノートは実際に書きたいのでノート(A5)3冊、小さいノート(文庫本サイズ)2冊、日本語のイタリア語参考書2冊、ペンケース、ペンケース2(?)、付箋3箱、クリアファイルを持っていきました。
ペンケースは何故か2つ持っていってしまいましたが、当然一個でいいです。

今思うのは、日本語の参考書は多くても一冊でいいと言うことです。
さらに、ipadのようなタブレットを持っている人は紙のノートは必要ないと思っています。
紙のノートを使いたい人で、ノートにこだわりのない場合はこっちでも買えるので問題ありませんが、結構高いです。ダサいノートが一冊2〜3ユーロします。

筆記用具は絶対に持って行きましょう。
フィレンツェでは筆記用具が恐ろしく高いんです。
そもそもフィレンツェではまともなシャーペンが簡単には手に入りません。学校に行ってしばらくすると気づくと思いますが、みんな鉛筆を使っています。それか、試供品レベルのやばいクオリティのボールペンを使っています。シャーペンはほとんど見かけませんでした。
そのためか、シャーペンの芯がめちゃくちゃ高いです。(1ケースたったの12本入り!それが3ケース300-400円以上します)
私のペンてるのシャーペンが(1000円くらいの)輝いて見えました。
クリアファイルはエッセルンガでも普通に売っていたので大丈夫かもしれませんが、日本ならダイソーで世界最上級レベルのものが買える上に嵩張らないので、ぜひ持っていきましょう。
ちなみにエッセルンガでは付箋が700円以上します!ぶっとんでますよね。私はポストイットで単語勉強していたので付箋が大事だったんですが、フィレンツェでは続けることができずiPadに移行しました。
なので、ノートは好みでいいと思いますが、鉛筆が嫌な人は筆記用具についてよく考えた方がいいと思います。

作業道具ですが、これはない人は一つもないと思うのでまるっと飛ばして大丈夫です。
私は彫刻の授業を受けるために留学したのもあって必須でした。
彫刻刀や粘土類など、結構嵩張って大変でした。
帰りには、先生にもらったハンマーや新しい彫刻刀でどえらいことになってしまいました。

料理などで留学する人はここが調理器具になるかもしれませんね。


マスクは現在必要ありませんが、一応記録として記載しております。
今でも1枚2枚あると助かるかも?
使い捨てなら2〜3ヶ月分くらいあればひとまず十分です。
現在は種類に指定がない上、現地でも問題なく買えますし、布マスクなら洗えば使いまわせます。
私は不織布のマスク3ヶ月分、布マスク1枚(グレー)、運動用1枚(黒)を持っていきました。

 衣類

ここからが悩みどころですね。服関係です。
服についてはいつ出発するかがかなり肝になってきます。服を買う場所については、⇨現地で服を購入する、を参考にしてください。
スーツケースが一つの場合、洋服のどれかは現地購入する必要があります。

気温的には、春は日本より涼しいと考えて問題ありません。
夏はとにかく日差しが強いんですが、なんと言っても湿気が少ないので日本ほどシャツが張り付きません。暑いのは暑いです。
春から夏の初めは半袖Tシャツか、そこにシャツを着て袖を捲っておけば大丈夫です。私は学校に行くときだけシャツを着て袖を捲っていました。
秋は10月はじめくらいから1ヶ月は寒くも暑くもないまさに理想的な気温です。
夏の終わりから半袖Tシャツを長袖に変え、シャツを羽織れば10月中旬までは耐えられます。
10月末くらいからは、朝がはっきり寒い日が多く、セーターかジャケットが必要な寒さになります。朝は自転車に乗る場合、手袋があった方がいいような寒さの日もありました。
12 月からはコートを着てセーターを着て、と完全に冬仕様です。

このようにインナーとシャツの組み合わせで寒さはコントロールできます。
理想論ですが、どこかの季節に合わせるよりは全ての季節に合わせて広く満遍なく持っていきたいところです。
冬以外の出発ではどのみちコート類を買うことになります。

・ボクサーパンツ
・Tシャツ
・靴、靴関係のグッズ
・パーカー
・シャツ
・ジャケット類
セーター・ニット類

・コート
・眼鏡、サングラス、眼鏡用品
・靴下
・手袋、マフラー
・ズボン(ボクサーパンツが出てくるのであえてズボンと表記します)
・ベルト

・ヒートテック
・ニット帽
・運動着

服はそれぞれの好みがあると思うのと、シェアアパートの場合でかなり変わってくる(洗濯機の事情)ため、参考までに考えてください。
ただ、Tシャツは日本男児全員同じようなものだと思うので、真似してもうまくいくと思います。
私はシャツインして革靴を履くような服装が好きなので、シャツをメインに考えて持っていきました。
シャツを着ない人はまるっとTシャツ系に置き換えて大丈夫です、。

カジュアルな服装が好きな方は、夏は黒スキニーに白Tシャツ、終わり、で間違いありません。
個人的には、基本的に何でも無地をお勧めします。



ボクサーパンツ
はまぁ必要ですね。問題は枚数です。

当初は7枚用意していましたが、ここで6枚に減らしました。
うち1枚は履いていくことになります。
靴下もそうなんですが、1年間を6枚でローテーションしていると、100%穴が空きます。
メッシュ素材のものは縫いようがないほどボロボロになり、最終的に4枚で回していました。
洗濯機が自由に使えるなら、トータル4枚で足ります。


Tシャツ
は長袖と半袖を用意していて、無地の墓にロゴTなどのデザインされたようなものがありましたが、あまりにも入らないのでデザイン系のTシャツは全て諦めました。

結局、長袖黒無地1枚、半袖白無地4枚、半袖黒無地1枚、半袖ネイビー無地1枚にしました。
結果としては多すぎました。
独立アパートだと洗濯機を回し放題なので、夏場は最悪Tシャツ2枚で足ります。
ただ、共同生活の場合、自由に洗濯機を回せない場合があり(1週間に一度!など)、足りなくなるケースもあるので、枚数は住む場所によって決めるようにしましょう。
なので、独立アパート(一人暮らしの場合)、半袖は白だけを2枚か多くて3枚でいいです。
逆に長袖は2枚必要でした。結局秋口に買い足すことになってしまいます。
これも一枚は着ていくことができますからね。
フィレンツェではインナーをシャツの下に来ている人はほぼおらず、夏はシャツの胸元をガッツリ開けている人が多かったです
私も真似して肌に直でシャツを着たりしていましたが、湿気がないため日本ほど張り付かず、意外とそれで乗り切れました。
なのでもしかしたら半袖Tシャツのインナーとしての役割も日本程は発揮されないかもしれません。
その辺りも考慮して考えましょう。


ズボンは2本あれば1週間いけます。
私は全く同じズボンを4本持っているので、そのうち2本を持ってきて、うち1本は履いてきました。

だいたい何にでも合うのと汚れが目立たないので黒のスキニータイプのものです。
もしくは1本はデニムでもいいかもしれません。私はデニムは汚したくなかったので、いつでも買える安い(ゾゾタウンで1000円)黒スキニーとしました。
あとは、冬の部屋着用に裏起毛の黒のジョガーパンツ(とにかく無地)、夏用の薄ーい黒のジョガーパンツ、部屋着用の半ズボンを各一着ずつ。
これは間違いなかったなと思っています。ジョガーパンツならストレッチも効くでしょうし、通気性もいいのでスーパーに行く時などにさっと履けるのでお勧めです。
半ズボンは現地で購入してもいいかもしれませんが、そこまで大きくスペースが変わるわけではないので、持って行きましょう。
私は夏場にトラウザーを2本現地で購入しました。


も結構かさばります。
黒とブラウンの革靴を持っていきたかったんですが、入るわけもなく黒一足だけにしました。
ケア用品は一切持っていけず、靴を靴袋に入れて終わりでした。
相当強いこだわりがあっても靴はかなり嵩張るため、どれを持っていくか慎重に決めましょう。
フィレンツェでは靴は案外安い印象でした。もちろん人気ブランドのものは日本と変わりませんが、革靴も数千円〜1万円くらいのものもありました。クオリティは低いと思います。


パーカーは夏の出発でなければ着ていきたいんですが、パーカーを取るならコートを取りたいので現地購入をお勧めします。
私は春の出発だったのでシャカシャカ系のパーカーを着ていきました。結果として良かったです。なんせ空港ではポケットの多いほうが便利でした。
パーカーはフードがある分かなりかさをとります。私も部屋着用になんとか入らないか頑張りましたが入りませんでした。
シャカシャカ系のパーカーは部屋着には向かないので、結局現地に着いてから通販(マイプロテイン)で普通のパーカーを購入しました。


シャツですが、これはかなり悩みました。私は日本でもシャツメインで服装を考えるので、フィレンツェでもできればシャツ主体で生活したいと思っていました。
結論から言うと、5着あれば現地で購入する必要はありません。
できれば、ズボンを多く持っていけないことから、5着全部が持っていったズボンに合うような色の無地がいいんですが、難しい場合が多いと思うのでストライプやチェックシャツを混ぜて4-5種類選んでください。
私はあまりお気に入りを持っていきたくなかったので、白シャツ2枚(サイズが合わなくなったもの)、黒シャツ1枚、リネンシャツ(ベージュ)1枚、リネンロングシャツ(ブラウン)1枚、ストライプシャツ(フランス国旗の配色、買ってから一回も着てない)を持っていきました。
夏が終わって強く思ったのは、サイズの合わないシャツを持ってきたのは間違いだったと言うことです。
袖が短いとか肩がきついとかだと、冬に困ります。夏場は袖を捲ってればいいですが、寒くなるとそうもいきません。セーターで誤魔化しました。
シャツはまともなものが現地で2000円くらいから買えるので、枚数がなくても最悪困りませんが、着ていける点とそこまで嵩張らない点から持っていってもいいのではないかと言う結論です。

結果的に袖が破れたのとサイズが限界だったので2着は途中で捨てて、4着買いました。


セーター・ニット類は恐ろしく嵩張るため、持ってこれずでした。
セーターは10月中旬に現地で購入しました。4000円くらいのものと、3000円くらいのものでした。
代わりに、ニットベストを着て出発しました。ベスト系だと暑すぎず寒すぎずで秋も乗り切れます。


ジャケット類も悩んだ末に仕事で着て行っていたぼろめのジャージー素材のストレッチが効くテーラードタイプのジャケット1着だけにしました。
理由は嵩張るからと、やはりお気に入りを汚したくないからです。一年間ヘビロテする場合、洗濯で受けるダメージも相当なものになりますからね。
ジャケットは荷造りの時点で現地で買おうと思っていましたが、これもやはりもう一着持ってくればよかったかなと思ってしまいます。
秋口から冬本番まではこのジャケットでなんとかなりますし、ちょっとした集まりなんかでもこれ一枚羽織っていれば浮くことはありません。
もちろんフォーマルなジャケットだけではなく、MA1などのミリタリージャケットやブルゾンでも問題ないでしょう。派手なものしか持っていない場合、毎日同じだと周りから「ん?ずっと同じじゃない?」と思われるかもしれないので、地味な色がおすすめです。
加えて、買ってから一度も着てない薄いジレ(ダークグリーン)を持って行きました。
見た目もスッキリしますしね。
ちなみに、フィレンツェではそこまでドレスコードに厳しいお店はあんまりないので、なかったら用意しなくてもいいと思います。


コートを入れたら全ての調和が乱れるほどに嵩張ったので泣く泣く諦めました。これだけは、と思って底に入れていた留学用に買った古着のジャケットコートも諦めました。
私の場合、冬の出発の予定がコロナの影響で伸びに伸びて崩れてしまい、結局4月出発になってしまったのでコートを着ていくことができませんでした。
4月出発でコートを着て行くと、空港で熱中症になると思うので潔く諦めましょう。
私の場合は現地で購入するつもりだったのでまぁ想定の範囲内でしたが、予算には注意しましょう。
冬用のコートはまとものなものが2〜3万円で買えますが、一番安くても100ユーロ(本当の最低ライン)以上はするので、どうせ1万円以上払うなら日本でも着続けたいですよね。
日本でも着ることを考えたらちょっと高くてもまともなデザインの方がいいと言うことで、ある程度のものを、と思うと2〜3万円からになるので予算を組んでいない場合、結構きつい出費となります。


眼鏡を使っている人は予備という意味でも絶対に2つ(一つはかけて行く)持って行きましょう。
私は気分を変えるために持って行った部分もありますが、普段使いのものの鼻パッドがぐらんぐらんになって結局取れてしまったので持ってきててよかったと思いました。
サングラスは日本では必要ないと思う人が多いかもしれませんが、ヨーロッパの夏の日差しはえげつないので、できれば用意して欲しいです。
夏場はみんなかけてるので、日本のようにサングラスに拒否反応がある人は皆無です。
というか日差しが強すぎて前が見えないこともあるくらいなので、ぜひ検討してください。

靴下はボクサーパンツ同様、絶対に穴が開きます。
個人的な感想としては、1000円4-5束セット、とかじゃなくて1000円で2束とかのちょっと高いものか、スポーツブランドなどのしっかりしたものを使うようにしましょう。

私は5セット同じ靴下(黒、ミドル丈)を持っていき、4セットがボロボロになりました。あまりに穴が開くので、ジム用にスポーツ用を買い足しました。
持っていった靴下はもう安物のペラペラだったのでこれは失敗でしたね。

安いものを多く持っていくより高いものを少しの方が結果的に良かったです。
加えて、靴下(ブラウン)、くるぶしが出るカバーソックス(黒)を1セットずつ持って行きましたが、これは間違ってなかったと思います。
持っていくズボンとシャツの色に合わせて考えましょう。


手袋、マフラーですが、通勤で使ってた手袋とマフラーを用意したんですが、私は荷造りが下手くそだったのでマフラーは入りそうにありませんでした。多分服以外の細々したものをやりくりすれば入ったかもしれません。
手袋は絶対にあった方がいいです。自転車通学する場合、もう10月から手が寒くなっていくのがわかると思います。
マフラーもあったほうがいいのは間違いないんですが、1000円くらいで買えるので使い捨てと思って現地で買うのもありです。


フィレンツェにはユニクロがないので、ヒートテックは持って行っておきましょう。ミラノにはユニクロがあります。
私は黒を二着持って行きました。結果的に正解でした。2枚あればギリ1週間ローテーションできます。

あとはヒートテックのタイツというのか股引きというのか、ズボンの下に履くヒートテックも持ってきました。
そして、真冬の寒さが想像できなかったのでヒートテックの極暖を持って行きました。


ベルトですが、現地で10ユーロとかで買えるので質に拘らない人は現地で購入してもいいでしょうし、一本でいいなら身につけていくこともできますね。
普段からつけない人は必要ないですが、持っていく場合は他のズボンと服の色に合うものにしましょう。
だいたいの服に合うので黒が無難かなぁと思います。
私は黒ベルトを巻いて行きました。空港では外したり外さなかったりで、そこまで煩わしいものではありませんでした。
ちなみにフィレンツェでは日本よりベルトが安くて、高くても1万円しません。
もちろんハイブランドのものはぶっとんでますが、普通に手に入るベルトで1万円以上のものはそう見つからないでしょう。


私は髪が長く、日本にいる時から部屋では髪をくくるかニット帽をかぶっていましたが、外に出る時もかぶっていました。
身につけていけるのでかさばらないことをいいことに、なぜか黒を二つ持ってきていましたが、これも1つで十分でした。

学校に被って行こうかと思っていたんですが、春〜秋は街でニット帽かぶっている人が本当に一人もいなくて、学校に被って来ていた他の日本人学生が廊下で先生にちょっといじられていました。冬〜夏はちらほらニット帽を見かけます。


運動着は絶対に運動はしない!という人は必要ありません。
少しでもランニングや運動に興味がある人は1揃い持って行きましょう。
私はジム用のTシャツ、ノースリーブを計4着、ハーフパンツを2着持って行きました。追加でハーフパンツを現地でネット通販(マイプロテイン)で購入しました。


 個人的に必要なもの

なくてもいい人は一切なくていい部分ですが、解説します。

・手帳
・イヤホン
・飛行機でやる3DS
・トレーニング用品
・サプリメント


紙の手帳は日本で使ってたんですが、イタリアでは毎日同じ行動を繰り返していたので予定を書く必要がありませんでした。
A4のコピー用紙(エッセルンガで購入、一束(多分500枚)5ユーロくらい!高い!)にカレンダーを書いて壁に貼って(何故かテープは部屋に元々あった)使っていたので、結果的に全く必要ありませんでした。
ちょっとしたメモならiPadで十分ですしね。


イヤホンですが、もともと外でイヤホンを使って音楽を聴く習慣がないのであまり使いませんでしたが、通話の際に便利でした。
基本的にボーッと電話だけとか、音楽を聴くだけとかの時間を取りたくなかったので、家事をしながら電話をするなどの限られた場面でのみ使用していました。
音楽をイヤホンで聴く習慣がある人は毎日使うことになるでしょう。そんなにかさばらないのでとりあえず持って来ていてもいいかも。


私は飛行機での15時間で、3DSでポケモン緑(VC版)を全クリするつもりでいたので持って来ましたが、結局ずっと寝ててあんまりやりませんでした。
というかゲームは持ってこない方がいいと思いますね。
留学の一年間は、ちょっと一息でゲームをして時間を使う余裕はなかったです。


私は習慣としてジムに行っていたので、トレーニング用品はマストでした。
靴やウェアは買うと高いですし、サポーター類も結構高いので、いつも使っているものを持って行きました。
先に書いたように、トレーニングバッグにまとめて入れて預け入れ荷物として持って行きました。
ダイヤルロック(TASロックのもの)をかけて預かり荷物として預けました。


サプリメントですが、そんなものを持っていくなんて馬鹿じゃないのかと思う人もいるかもしれませんが、許してください!
プロテインなどの量の多い粉類はかなりかさばる上、どのみち現地で買うことになるので省きました。
タブレットや錠剤系はそこまでかさばらないので、いつも飲んでいたものを持っていき、足りないものは現地で調達するというスタイルでした。
ちなみに、シェイカーも現地で調達します。


 お役立ちグッズ

生活に直接関係はないけど旅や生活に役立つアイテムです。
これは服の次に重要なので、考えに考えて決めてください。個人の生活スタイルが反映される部分ですが、一応参考にしてください。
基本的に量よりも、持っていくか行かないか、の選択になると思います。

・水筒
・パスポートなどを入れるポーチ
・重要書類系を入れるバインダー
・ミニ扇風機(取手が充電器になるニトリ製のもの)
・低温調理器(?)
・トートバッグ
・スマホフィルム
・マネークリップと小銭入れ
・薬や医療品系(常備薬や塗り薬、目薬、爪切りなど)
・タオル類
・サニタリー用品(バスグッズ、ヘアジェルや櫛など)
・折りたたみ傘
・水着
・衛生用品
・キッチン用品
・電池
・食品
・お土産

 


この国では外でペットボトル飲料などが外で簡単に手に入らないので、水筒は必須です。
ペットボトルの水を買いだめしておいたり、洗って再利用してもいいんですが保冷保温などの関係から水筒一本は持って行きたいですね。
あとペットボトルは結露でカバンがびしょびしょになります。

パスポートなどを入れるポーチですが、私は独立アパートだったのでカードや現金以外のものはまとめてこのポーチに保管していました。
共同アパートの場合、まとめて補完するのは危険かもしれません。
再三言っていますが、カードや現金はバラして保管しましょう。
他にファイルなどがあって管理できるならなくてもいいですね。


重要書類系を入れるバインダー
重要書類がどこにあるか、いつでもどこにすぐに思い出せるように、1箇所にまとめておきましょう。
滞在許可証の控えや、入学許可証のコピーなど、絶対に必要な書類をまとめておくファイルを何か一つか二つ、用意しておきましょう。


ミニ扇風機は絶対に必要です。
これがないと私は夏に死んでいただろうというほどに必要でした。
私の部屋にもともとあった扇風機は1週間で壊れたので、これを枕元に立てて寝ていました。
これ、涼しいだけじゃなくて蚊も寄せ付けないんです!これだけで持ってくる価値があります。
おすすめはニトリの2000円くらいのもので、持ち手が充電器になるものです。
これがあればポータブル充電器は必要ありませんからね。本当にお勧め。


これもこいつは何を言っているんだと思うかもしれませんが、低温調理器にハマっていたのでイタリアでも低温調理をしようと思っていました。
が、結果的にこんなもの(製品は最高です)を持ってくるならティファールのスチームアイロンでも持ってくればよかったです。
低温調理は食品の鮮度が何よりも大事なんですが、この国で日本と同様の食品の鮮度や安全性は望むべくもなく、結果として低温調理ができそうな食材はありませんでした。
鶏肉も買ってきて二日で終わるレベルの鮮度なので、よく火を通してください。


トートバッグは絶対に必要です。
買い物、外出時などなんでも使えるので便利です。
空港の手荷物検査が終わってから、ここにすぐ使いたいもの(カメラやPC)を入れておけば空港内でスムーズに動けます。


スマホフィルム(私の場合iphone12)についてですが、スマホは国関係なくガッツリ落ちるので、よくスマホを落とす人は持っていくようにしましょう。
イタリアのAmazonでも購入できますが、Amazon以外でどこで売っているのか結局わからなかったので、私は何パックか持って行きました。
結局全て使い切りました。
Amazonイタリアでも2パック購入しましたが、値段は日本と同じくらいです。
なんですが、両面セットで安いものがなかなかなくて、インカメラの部分がカバーされてなかったりしていて、結局9ユーロくらいの表のみのフィルム2枚入り、のようなものを購入しました。
そこまでかさばらないですし、持っていってよかったです。


普段から財布は持ち歩かないので、マネークリップと小銭入れを持って行きました。マネークリップだとカードも挿せるので使い勝手が良いのです。
これは出発日の服のポケットに入れていけばいいだけだったので、かさばることもありませんでした。
普通の財布だと嵩張る上に無くすとダメージが大きいので持って行かない方がいいと思っています。
フィレンツェではほとんどの場所でカードが使えるので、現金で買い物をすることがなかったのもあって、財布は持っていかなくて正解でした。
とはいえ現金は必ず必要になるので、いわゆる財布!という財布ではなくて、お札が刺せるタイプの小銭入れがベストだと思います。
スマホにカードが入るようなケースを使っている人はそれを財布がわりにしてもいいかもしれませんね。
私はiphoneの背面にくっつくマグセーフウォレットを使っているので、現金を持ち歩かない日でもカード3枚(デビットカード+ジムの会員証+ウフィツィグループの年間パス)と5ユーロだけ入れていました。
何度も言いますが、全財産を1箇所にまとめるようなことはせず、分散させてください。


薬や医療品系についてですが、個人差が大きいので私の場合で説明します。
常備薬や塗り薬は自分に合ったものを持って行きましょう。
薬局の勝手が日本と違うので、目薬などが簡単に買えません。かなり困りました。ちゃんとした薬局じゃないと目薬が売っていないんです。
ちゃんとした薬局で症状を説明して、薬剤師に小言を言われることになります。

さらに、痒み止め。これも普通に売ってないんです。
処方箋がいる場合もあるんだとか。ムヒを持っていくべきだったとかなり後悔しています。⇨フィレンツェの夏について。
蚊には死ぬほど刺されるので、ムヒがあるだけでずいぶん違ったはずです。
爪切りは絶対に持って行きましょう。スーパーでも売っていますが、かさばらないので自分のを持って行きましょう。
綿棒はどこでも売っていますが、めっちゃくちゃ芯が弱いです。私は少し持って行きました。
あとは龍角散のど飴!マストです。
そしてオロナインなどの、なんか塗っとくと安心、みたいなクリーム系も持っていくといいです。私は皮膚科でもらったなんか強そうな軟膏があったので、オロナインは諦めました。
私は体調が悪くなると鼻にヘルペスが出るので、ヘルペスの塗り薬も持って行きました。
さらに、なんといっても耳栓!!
私には必須でした。基本的にこっちの人は階下の人に配慮などしないので、夜中の大声や掃除機は覚悟しておきましょう。耳栓があってもちゃんと朝アラームは聞こえます。


タオルは大抵部屋にもあるはずなんですが、バスタオルとハンドタオルくらいは持って行きましょう。
バスタオルは2枚あると1週間乗り切れるので、部屋にあるはずの分+持っていった分で2枚として考えましょう。
あと、部屋が寒い時のために膝掛けがあるといいと思います。
私はバスタオル一枚、ハンドタオル一枚、ハンカチ一枚、膝掛け一枚で行きました。

サニタリー用品(バスグッズ、ヘアジェルや櫛など)ですが、
無印の化粧水、乳液を持って行きたかったんですが、どうしても入らなかったので諦めました。
バスグッズは、ナイロンタオル、石鹸を泡立たせるネットを持って行きました。どれもかさばらないのでとりあえず入れておいてもいいかもしれません。
石鹸のネットはかさばりませんが、なぜか使わなかったのでいらなかったかなと思っています。どれもそうですが、共同アパートでは他の人に使われないように注意しましょう!
シャンプーなどにこだわりがある人は、小分けにして持って行きましょう。
初日はシャンプーがないはずなので、買ってくるまでの数日を乗り切るために持っていくのもありです。⇨イタリアでのおすすめのシャンプー、ボディソープ。
私は髪が長いのでヘアゴムをいくつか持って行きましたが、ほとんどの男性は必要ないでしょう。
髭剃りは現地で買うことを想定して諦めました。結果的にいつも使っていたジレットの全く同じモデルをエッセルンガで見つけて購入しました。値段も日本とほとんど変わりません。
あと、充電式の防水バリカン。私は襟足からもみあげまで刈り上げているので、バリカンは必需品でした。これを髭剃りとして使うこともできなくはないかも。
ピンセットもあるといいです。こっちでもスーパーに売っていますが、持っていたらそれで十分です。
ヘアジェルやワックスなどは自分に合ったものを持っていって、無くなったらこっちで探す、という感じがベストです。私は髪質的にホーユーのウイウイクリームしか選択肢にないので、これを1年分(5本)持って行きました。
は置いてないと思うので、自分のものを持って行きましょう。私は髪が長いので必須でした。タングルティーザーが断然おすすめです。
歯ブラシはこっちで売っていますが、一本日本で買って持って行きました。
フロスも持って行きましょう。糸楊枝のようなタイプを持っていくことをお勧めします。こっちでは紐しかないタイプなので、やりにくいです。
ドライヤーはほとんどの場合用意されています。
アイロン(服用)もあったんですが、かなり古いので常に金属粉が蒸気と共に吹き出していました。
ティファールのスチームアイロンを持ってきていれば…と何度も思いました。
共同生活の人は特にですが、スタンドミラーがあったらフェイスケアがしやすいと思います。折りたたみのものだと割れにくくていいです。シェアアパートだと、朝や夜は洗面所が混むとの話です。
私はもうどうしても入らなくて、Amazonで買っていたのに持ってこられませんでした。
余裕のある人は持って行ってもいいでしょう。
洗濯機が自由に使える人や、シェアアパートの場合、洗濯ネットも持って行った方がいいです。嵩張らないので、二、三個持っていきましょう。
地味なところで言うと、便座に貼れるタイプの便座シートも便利です。向こうは便座を温められる設備なんて概念から存在しないので、かなり役に立ちます。もちろん独立アパートの方に限ります。


折りたたみ傘は必需品です。これも意外とどこにでも売ってるんですが、みなさんすでに持ってるはずなので、それを持っていった方がいいです。雨の日に傘を持っていないと怪しげな黒人たちが近寄ってきて傘を買わないかと声をかけられます。


水着は海やプールには絶対に行かない!!と決めている人なら持っていく必要はありません。
私も海やプールと縁がなかったので持って行きませんでしたが、現地の友達に誘われてプールに行く機会があったので現地で購入しました。
4000円くらいで売ってるんですが、それでも持っていけばよかったかぁと思ってしまいました。
友達ができるかどうかは予測できないので仕方ないですね。

衛生用品というか、「さよならダニー」なんですけど、ご存知でしょうか。
ダニ取りの製品なんですが、これをベッドに置いてしばらく放置しているとダニを閉じ込めてそのまま捨てれますよ、という製品です。
イタリアの衛生観念がよくわからない以上、必要な対策だと思います。
現地でできた友人は白い肌にダニと思われる噛み跡が無数にできていて、見てるこっちも痛痒い気持ちになりました。
効果があるのかは置いておいて、安心を買うためにも「さよならダニー」、おすすめです。
ちなみに私はこれのおかげなのか、一年を通してダニと思われる発疹は出ませんでした。


キッチン用品ですが、特にお勧めしたいのは電子天秤(デジタルスケール)です。
パスタの正確な量や、オイルの量を図ることができます。
これは自炊の強い味方であり、体作りにも役立ちます。
私も毎日使っていました。
こういった電子機器のために、電池の予備は持ってきておいた方がいいですね。電池も結構高いんです。
電池は意外とスーツケースの隙間に入ります。

共同生活の場合キッチンに置いてると多分勝手に使われたり持っていかれたりすると思います。しっかり自分で管理しましょう。

 圧縮袋

服を限界まで詰めるためには、圧縮袋が必須です。
手で巻く式のものはセリアにも売っています。が、結局空気が入ってあまりスペースが開かないので、掃除機で吸うようなタイプが一番お勧めです。
セリアのものも意外と丈夫ですが、掃除機で吸うタイプの圧縮力はその比ではありません。
圧縮後はうんともすんとも動かないので、セッティングを完璧にした状態で吸引してください。
おすすめの方法は、袋をもうスーツケースにセットして、その中で服を配置していって、スーツケースの形のまま吸引する方法です。
この時なるべく平らにしてください。
行きはスペースにゆとりがあった等で持ってきてない場合でも、現地で圧縮袋は購入できます。⇨お店はこちら。
現地でも 食品関係


日本食
については、私はもうスペースがなかったので一切持って行けませんでした。

粉末の出汁やパックの日本茶はそこまでスペースを取らないので、持って行ってもいいんじゃないでしょうか。
正直、個人的には一回限りで終わってしまうレトルト食品やサトウのご飯(そもそもイタリアではほとんどの家庭に電子レンジがない)などのレトルト食品、カップラメーンはスペースの無駄だと思って持って行きませんでした。友達への話のネタやお土産としてはありです。
一回限りで終わってしまうのでなかなか食べられず、結局食べるタイミングを失いそうなのと、一度手を出すと何度も食べたくなりそうで敬遠していました。
日本食はなくともお箸は持ってきておいたらいいと思います。
使うのはもちろん家だけになりますが、お箸は日本人にとってはフォークより正確に食べ物を掴むことができるのでおすすめです。サラダとか。
遅かれ早かれ使うことになると思うので、持って行きましょう。100円均一のもので十分です。

初日はスーパーに行けないことがあるかもしれません。
そんな時に飢えないために、本当に簡単な軽食を持って行きましょう。
プロテインバーでもいいですし、チョコでもいいです。
私はプロテインバーを3本持って行きましたが、初日に食べた以来食べておらず、2本余ったので1本か多くて2本でいいと思います。
1番のおすすめはビーフジャーキーです。
空港まで見送りに来てくれた友人がなぜかビーフジャーキーをくれたんですが、本人は冗談半分でしたがこれがかなり助かりました。
到着当日はいろいろ落ち着かず、食事が疎かになりがちです。
そんな時でもタンパク質の塊のビーフジャーキーがあれば、あとは持ってきたプロテインバーでもなんでもいいので、炭水化物などをとっておけば1日目は問題ありません。
自炊は2日目から頑張りましょう。

 お土産


大家さんへのお土産や留学先で出会う友人のために、日本っぽいものを持ってきてもいいかもしれません。決して高価なものでなくていいです。
私は京都で買った風呂敷を大家さん(女性)にお土産として渡しました。使っているのかは謎です。
私の場合ですが、奇跡的に友人に恵まれたので、もっと彼らにも日本っぽいものをあげたかったなと思っています。
何があるかわからないので、細々したもので何か2、3個あった方がいいかもしれません。
扇子とかお箸のようなベタなものでも友達にあげれば大変喜ばれます。
一年もいれば誰かの誕生日に被る可能性はあるので、仲良くなったらプレゼントしてみてはいかがでしょう。

 イエス山本、留学荷物

以上を踏まえ、私の考える持ち物リストが以下になります。
これなら最大サイズのスーツケースに入り切ります。
マークは必須!
マークはなくてもいいものです

渡航に必要なもの
いうまでもないと思いますが、一応リストアップしておきます。
現金   (日本円1〜2万円+ユーロで10万円分くらい、もしくは家賃を当分払える程度詳細はこちら)
パスポート
航空券を印刷したもの
クレジットカード
(予備を入れて2枚)カードについての詳細はこちら
デビットカード(予備を入れて2枚)
海外保険の保険証⇨保険についてはこちら
学校の書類⇨詳細はこちら
国際免許証⇨国際免許証取得についてはこちら
パスポート+ビザのページのコピー
滞在許可証の取得に必要な書類一式⇨詳細はこちら
その他入国に必要な書類
(ワクチン証明など)

必須アイテム系
ノートパソコン1台
※パソコンがない人には、ipadをお勧めしたいです。ipadは無駄という説もネット上にはありますが、留学生活においては無敵の性能を誇ります。
ノートとして利用せずパソコンとして利用するなら大きいサイズで問題ありませんが、キーボードは必須です。ノートとして持ち歩くなら断然miniで、ペンは必須です。
マウス1個
充電器各種(変換プラグ2個、延長コード1本も含む)

文房具関係
筆箱1つ

筆記用具(筆入れ、シャーペン2本、シャー芯3ケース、消しゴム1個、フリクション黒赤2本ずつ、黒のボールペン)
マスク(使い捨て1〜2ヶ月分くらい、現地購入しましょう)
紙のノート2冊(タブレットをノートとして使わない場合。なくなったら現地で購入できます。)
クリアファイル10枚
使い慣れたイタリア語参考書1冊(なくてもいいです。不安な方は留学初期のお守りとして)

服関係
白の半袖Tシャツ3枚(柄があるより無地がいいです。共同生活の場合、洗濯機を自由に使えないケースもあるので、様子を見て現地で購入)
黒の長袖Tシャツ2枚(防寒用、内1枚は着ていく)
ヒートテック2枚
ヒートテック極暖1枚
パンツ(下着)5枚(内1枚は履いていき、足りない場合は現地で購入する)
ズボン2本(何にでも合う黒の細いタイプなど、内1本は履いていく)
部屋着用の短パン1着
ジョガーパンツ黒、夏用1本(かなり便利です)
ジョガーパンツ黒、冬用1本(冬は部屋も寒いので必須、暖房は信用しないように)
シャツ5着(シャツ以外なら4着)(1着は着ていきます。シャツが嫌いな人はここを自身の好みに合わせましょう。トレーナーとか。分厚さによりますが、数は参考になると思います。学校に来ていく服のベースです)
⇨白シャツ2枚、黒シャツ1枚、夏用のリネンシャツ(アースカラーが良い)1枚、ネイビーなどのカラーシャツ1枚(シャツは2〜3000円で手に入るので現地で揃えても良いです)
ジャケット1着(これもテーラードジャケットが苦手な人はブルゾンなどにしましょう。これも秋口に現地で追加購入したいところです)
パーカーかなどの上着1着(夏に出発する場合を除いて、これはもう我慢して着ていってください。コートは現地購入推奨。2〜3万円くらいでいいコートが買えます。)
スニーカー1足(NIKE AIR FORCE 1がおすすめ。一年くらいなら耐え切ります。もちろんこれは履いて行きます)
靴1足(革靴や他のスニーカー)
靴下5足(必ず穴が開きます。もう限界を超えたら買い替えましょう。全て黒でもいいですが、拘りたい人は黒を3足にして、持っていく服や現地で購入する服の色に合わせてカラー靴下を2足持って行きましょう)
サングラス(zinsでもなんでもいいので、とりあえず持っていった方がいいと思います。それだけイタリアの日差しはきつい!10月11月でもかけている人はいますし、ナポリは10月後半でもかなり眩しかったです)
手袋1対(厚手の冬用のもの)
マフラー1枚(なくてもいいです。現地で10ユーロで買えますが、あった方がいいかも)
ベルト1本(巻いて行きます。いらない人は省きましょう。)
運動着1揃い(もちろんなくてもいいです。とりあえず上下あるとジムにも行けますし、ランニングもできますし、部屋着にもなります。ジムに行く習慣のある人は上下3セット持って行きましょう+ジムシューズ)

細かいもの
イヤホン
(ポケットに入れる)

水筒(持ち込み荷物に入れるといちいち中身を確認されて面倒なので、中身はからにして預け入れ荷物(スーツケース)に入れましょう)
重要書類、貴重品を入れるバインダーなど2つ(ポーチでもなんでもいいんですが、書類が多いと思うのでバインダーにしましょう。100円均一のものでOK)
ミニ扇風機1台(取手が充電器になるニトリ製のもの。これ以外のものだとポータブル充電器は必須です!)1台
トートバッグ1つ
スマホフィルム1セット3枚入りなどを2セット
現金を持ち歩く際の入れ物、財布1つか、お札も入る小銭入れ1つ(現金は平日持ち歩くことはありませんでした)
薬や医療品(綿棒、目薬、爪切り、バスセットなど、適宜。防水のポーチに入れましょう。)
バスタオル1枚
ハンドタオル1枚
ハンカチ1枚
膝掛け(起毛)1枚

櫛1つ
折りたたみ傘1本
さよならダニー1箱
ムヒ1本
耳栓2セット(洗っている間や無くした時用)
お箸一膳
お土産(大家などに渡すもの)
電子天秤(デジタルスケール)
電池(現地でも買えますが、超高価です。持っていく電子機器の規格に合わせること)
ビーフジャーキー(できるだけ小さいパック)
スタンドミラー(折りたたみのもの)
歯ブラシ1本
(到着時に自分の歯ブラシがないと困るので必須)
フロス30個
(洗って数回使えるタイプかつ、糸楊枝タイプの取っ手がついてるもの)
洗濯ネット2-3個
便座シート
(シールタイプ)

あとは各自の目的や習慣に合わせた必要なものを足して、どのくらい入りそうか確認しましょう。
女性の方はTシャツだけ、というわけには行かないでしょうし、化粧品など男性よりも多くの荷物が必要だと思うので、Tシャツをワンピースに変えたり、スペースを確保するために服を減らすなどのやりくりが必要になるはずです。
実際女性の荷造りについては体験もないので適当なことは言えませんが、女性の場合各留学サイトの荷物のコーナーが参考になると思います。
私の利用したエージェントの荷物に関するページでも、女性が記事を作ったと思われる荷物のラインナップでしたし、他の留学サイトでも日焼け止めや女性用のグッズに関する記事がたくさん載っていたので検索してみてください。


一応私が聞き込みした範囲で必要そうだったのは、
・ハンドクリームや保湿クリームなどのクリーム類(ジップロックなどに入れてください)
・化粧水(これも防水ポーチなどに入れてください)
・日焼け止めクリーム(日本とイタリアでは防止効果がかなり違います)

などです。(更新中)

 荷物の詰め方

海外旅行の経験が豊富な方なら言われるまでもないと思いますが、よく言われているのは、重いものや頑丈なものを下へ、軽いものや壊れる可能性があるものを上に入れていきましょう、と言うものです。
実際飛行機へ積みこまれる際、スーツケースはメチャクチャに投げられるので関係ないといえばないんですが、一応これがセオリーなようなので私もそれに習いました。
液体類やクリーム系の漏れる可能性のあるものはジップロックや封ができる入れ物に入れましょう。
さらに、圧力で蓋が開いてしまわないために、蓋をマスキングテープで完全に閉じるなどの対策をしましょう。
一回ヘアジェルが荷物の中で漏れてどえらいことになったことがあるので、このテープ対策は必ず行ってください。
お土産に関しても同じなので、液体類を持ち帰るときは割れ対策もそうですが、蓋が開いたり外れたりしないように注意してください。

帰りの時に感じたことですが、安いスーツケースだとケース自体が荷物の重さで歪むというかフレームがぐにゃぐにゃ動いてしまって、下に重いものを詰めても、飛行機に詰められる段階で中でメチャクチャになってしまうこともあります。
アマゾンイタリアで買った安いスーツケース(158cmサイズ、79ユーロ)にお土産類を入れて帰ったんですが、中はもうミキサー状態でした。
パッキング中はぎっちり詰まっているように見えても、スーツケースを起こしてみるとフレームがぐにゃぐにゃだとポジションがキープできないまま荷物がどんどん下に落ちて行ってしまうこともあるので、安すぎるスーツケースは注意が必要です。
そもそもジッパーが開いてしまいそうなクオリティのものは避けるようにしましょう。

 

 超重要な帰国時の荷物の考え

帰国時、どんな人でも荷物は増えます。
持ってきた服は全て捨てて帰るということなら、トータルではそこまで増えないかもしれませんが、せっかくの海外なのでお土産も買うでしょうし、現地で服やその他のものも買うでしょうから荷物はある程度増えると考えておいてください。
教科書や、プリント類もぜーんぶ捨ててしまうのは勿体無い気がします。⇨発送する場合はこちらの記事参照。
とはいえ、全部を持って帰ることはできないので、優先順位を考えてパッキングしていきましょう。

私の場合は、性格上あまり捨てられない方だったのと、いろいろもらったり買ったりでスーツケース一個では到底収まりきらない量になりました。
そのため、上にも書きましたがスーツケースを現地で購入(アマゾンで79ユーロ、158cmサイズ)して、お土産や壊れにくいものを詰め込みました。

参考までに
私の購入したスーツケース⬇︎
空港で流れてきた時に目立つ方がいいと思って黄色にしました。

もちろん服は圧縮袋で限界までカチコチに。
教科書をはじめ紙類は全て段ボールに詰めて発送しました。問題がなければ二週間くらいで届きます。⇨発送する場合はこちらの記事参照。
が、私の場合彫刻道具やその他の美術道具がかなり重く、重量オーバーで125ユーロ払うことに。。こういったイレギュラーというか、出発前に予測できないことに対応できるように予算は多めに、と何度も書いているわけです。⇨予算についてはこちら。
もう一つのスーツケースはギリギリ23キロか24キロか、みたいなところだったんですが、受付のおばちゃんが「これくらいなら23キロでええよ」というので何とか超過を払わずに済みました。
ありがとうおばちゃん。

大体大丈夫だと思いますが、スーツケースが二つあるから大丈夫!と詰め込みまくっているとえげつない超過料金を払うことになってしまいます。
ややグレーですが、大きめの鞄を手周り品として機内に持ち込むという方法もあります。
正直イタリアの空港だと誰も真面目にチェックしてないので、チェックイン時に咎められなければもうあとは乗り込むだけです。
こうすれば、リュック+バッグを持ち込めるので、ある程度容量が増えますし、最悪超過した荷物もバッグに入れることができます。

 まとめ

おすすめの方法は、
出発時はスーツケース一個+リュックなどのバッグ+小さめのポーチなど。
帰国時はスーツケース2個(もしくは大きめのバッグ)+リュックなどのバッグ+リュックと同じくらいのバッグ
となります。

参考にしてみてください。

 

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