レンタル自転車、電動スクーター

フィレンツェでは市内の移動はバスしかない(それか馬車か、漕ぐタイプの人力車)と言う尋常ならざる不便さなので、レンタル自転車とレンタル電動スクーターが非常に人気です。
思っていたより何十倍も便利だったので、留学生活中に自転車を買わないという人は是非利用することをお勧めします。⇨フィレンツェでの自転車購入についてはこちら。


フィレンツェは交通の便が悪いので、自転車のような手軽な交通手段を持っているとかなり便利です。
私は歩くのが好きで日本でも通勤で30分歩いたりしていたんですが、通学・通勤の徒歩30分はよくても、市内に出るのに毎回30分かかってしまうのはかなりきついんです。
例えば私の部屋からはジムまで歩いて20分、市内まで30分だったんですが、これが自転車だと1/3の時間で済みます。
移動時間をかなり節約できるので決して安くない留学生活の時間を少しでも有効に使うことができるかもしれません。

 事前準備

利用にはアプリを取得して、クレジットカードを登録する必要があります。
私はiphoneだったので、iphoneの場合で説明します。
まずアプリをインストールするわけですが、これがまず厄介なんです。

結論から言うと、インストールするためには、今のApple IDとは別に、国設定がイタリアのApple IDを作る必要があります。
今のIDの国設定を変更するだけではインストールできなかったので、新しくApple IDを作りましょう。

イタリア仕様のApple IDを作る。
まずアップル公式サイトにアクセスしましょう。⇨アップルのアカウント新規作成ページ。

アカウント制作ページに飛べば誰でも簡単にアカウントを作れるかと思いますが、ポイントは今のアカウントのメールアドレスとは違うものにすること、電話番号はイタリアのものにすることです。
このあと、コードがSMSに送られてくるので、これを次のページで入力すると登録ができます。

最重要事項
何がなんでも絶対にApple IDとパスワードを忘れないでください。どこかにメモしておいてください。
パスワードを忘れて再発行した場合、一回目はすぐに解決しますが、2回目以降は復旧に尋常じゃないほど時間がかかります。
さまざまなブログでも書かれていますが、アカウントがロックされた場合、普及には最低でも2週間以上かかります。

それでも私のようにパスワードを忘れてしまった場合、アカウントを作り直した方が早いです。
このケースに限り、アカウントを再度作り⇨アプリを削除⇨再インストールして電話番号を認証すれば全ての情報を引き継いだまま再度使用できるようになります。

私がロックした経緯ですが、
ある日、芸術学校に行くため家を出てまさに自転車をレンタルしようとしたときに「アプリの更新をしてください」と表示されました。
しかし普段は日本用のApple IDでログインしているため、再度イタリア用のIDにログインする必要がありました。
この時にパスワードがわからなかったので軽い気持ちで再発行したんですが、いつかのタイミングで1回の再発行していたらしく、「24時間後に連絡します。」と言う地獄のようなメールが届きました。
もうどうやっても無理なようで、自転車を盗まれていた私は結局歩いていくしかなく、当然遅刻しました。
帰宅後、なんとか上記の対策を思いつき試したところ通用したので無事時間内にジムに行くことができました。
皆さんは忘れないかもしれませんが、一応気をつけてください。

そして24時間後、「2週間後に復旧方法を連絡します。」と言う激ヤバメールが届きました。

おそらくこの「アプリを更新しなければならない」と言うケースに限り、この対処法が通用します。
負のスパイラルが重なり、最悪のケースに陥った人は二ヶ月くらいかかった人もいるようです。

なので、絶対にIDとパスワードはメモしておいてください。

サインインし直す。
App Storeを開いて、右上の人のマークをタップ、「アカウント」の画面をずーっと下までスクロールすると、「サインアウト」のボタンが押せます。

      

新しいアカウントでログイン。
一旦戻るかApp Storeを閉じてから、再度トップページの右上のマークをタップするとログイン画面が出てくるので、そのままログインします。


フィレンツェではいくつかのレンタル業者がシノギを削っています。
フィレンツェで人気のアプリを全て紹介します。
なんてためになる記事だ!

 RIDE MOVI

レンタル自転車は一択で、Ride Moviです。イタリア仕様のAppleIDがあればダウンロードできるので、とりあえず入れましょう。
ホームページがめちゃくちゃしっかりしてます。

これは自転車のレンタルアプリなんですが、フィレンツェのあちこちで銀や白の変な自転車が乗り捨てられているのを見たことがありませんか?
これは、駐輪可能エリアならどこにでも停めることができて、自転車についているQRコードをアプリで読み取ることでレンタルを開始することができるシステムのレンタル自転車です。
もうほんとにあちこちに停められているので、乗りたくなったら簡単に見つけることができると思います。
私も自転車を手に入れる前はずいぶんお世話になりましたし、自転車が盗難にあってからは毎日乗ってしました。
エッセルンガ(スーパー)に行く時は、買い物袋が重いので必ずこれの電動のものに乗っていました。
自転車は製造年(おそらく)で形状が異なっており、サドルの上下がしやすい構造のもの、坂道アシストがついているもの(電動のみ)、変速機がついているもの、などがあり、統一されていません。画像のものは電動の旧モデルです。坂道アシストがついていますね。(右グリップのオレンジのレバー)
石畳の上での乗り心地はまさに地獄で、ぼーっとしてると振動でハンドルから手が離れそうになるほど、乗り味は終わっています。
おそらく耐パンクタイヤであることと、車体の剛性が高すぎて振動がダイレクトに股間に直撃するからだと思います。
これは言い換えると、ちょっとやそっとでは壊れないと言うことになるので、多少の段差なら気にすることなくガツガツ進めます。握力は死にます。
また、数が多く扱いも雑なので、汚いものがほとんどです。必ずハンドルとサドルが汚れていないか確認してから乗りましょう。カゴの汚さは地面と何ら変わらない汚さなので、カゴには物を載せない方がいいです。
まれに電動のものでペダルがめちゃくちゃ重たいものがありますが、単純に荷物でケーブルを圧迫しているか電池切れブレーキまたはロックがタイヤに干渉しているバッテリーの異常のどれかが起きているので、物理的に解決できそうな場合を除いて、すぐに乗り捨てて他のものを探しましょう。※レンタルしてすぐに返却した場合は料金はかかりません。

     

登録
アプリを立ち上げて、電話番号などを入力して各種ポリシーに同意します。
全部同意で大丈夫です。「Continue」をタップして始めます。支払い情報を登録すれば完了です。トップ画面の左上のメニューの「MY wallet」の一番下、「Payment Method」からクレジットカードを登録したら設定完了です。使用前に「MY wallet」にある「Balance top up」をタップ、5、10、20、50ユーロのうち好きな金額をチャージしましょう。おすすめは10ユーロです。

料金
電動自転車が1分0.20ユーロです。具体的には5分以内なら1ユーロです。
電動じゃないタイプは安くて、20分1ユーロですが、ロック解除に1ユーロかかるので5分でも1ユーロです。電動でも3ユーロくらい残高があればどこからでも市内に行けるはずです。
週末ちょっと市内に出るとか、市内の端に行く時はかなり便利です。
距離としては、マップの雰囲気からして多分スカンディッチくらいまでならいけると思います。
あとはお得なメンバーシッププランや、1ヶ月のパスなどもあります。
12.99ユーロのパッケージですが、これは一ヶ月間「普通の自転車が2時間無料、以降20分1ユーロ」、「電動バイクが15分1ユーロ」と言う割引が受けられます。
私は自転車を買うまでは毎回単回利用で、盗難にあった後は一ヶ月のパスを購入して毎日乗っていました。
電動だと電池マークも表示されるので、残量をチェックしましょう。画像のような残量だとやめておいた方がいいですね。

乗る時
トップページのマップの下、「Scan  to  Unlock」をタップ、バーコードリーダーが起動するので、車体のQRコードをスキャンします。
ロックが解除されます。電動の場合は自動解除ですが、電動じゃない場合は手動のタイプもあります。ちなみにこの自転車は新型で、変速機がついています。
(3段変速)

 

降りる時
降りる時は、駐輪可能エリア(エリアはかなり曖昧ですが、だいたいの場所に停めれます。)に駐輪後、「End Trip」をタップすると料金の時計が止まります。
ここで注意したいのが、駐輪したところをアプリ上で写真撮影する必要があります。
かなり適当でも大丈夫なので、とりあえず止めたところを撮影して、そのまま送信します。画像のように曖昧な写真で大丈夫です。
そのあと、いくらかかったかが表示されます。
この時、電動のタイプは自動でロックされますが、電動ではない場合、自分でロックをかける必要があるので、忘れないようにしましょう。


みなさん電動スクーターって乗ったことありますか?
私はフィレンツェで初めて乗ったんですが、「こんなに危ないのか」と思いました。
電動スクーターにおいてヘルメットはやや強めに推奨されている程度で、誰一人かぶっている人はいませんでした。フィレンツェでは自転車に乗る時もだいたいヘルメットは被らないそうです。
道路が狭く、路面が最悪なのに結構な速度が出ます。
私は日本では普通自動車と自動二輪の免許を持っていて、普段は自転車かバイクで移動していたので道路には慣れているつもりでしたが、ここイタリアの道路事情は日本とは全く異なります。

おまけ


2021年10月くらいから姿を現し始めた最新モデルです。
カゴがプラスチックなのと、電動タイプでもシルバーのボディになっているのが特徴です。

 BIT

レンタル原付、スクーターの企業「BIT」です。イタリア仕様のAppleIDがあればダウンロードできるので、とりあえず入れましょう。
ノートンを入れているとホームページが表示されないかもしれません。
他のスクーターと比較しても決して安くはないんですが、非常に使いやすい印象でした。
欠点としては、乗りたい時にスクーターがない!という状況が多かったです。
おそらくまだまだ数がないのと、スタイリッシュ?で人気なのか、さっきまであったのにもうない、みたいなこともしばしばです。
いい点は、フックがついていること。これがめちゃくちゃ便利で、あるのとないのとではまさに雲泥の差です。
これも石畳の上では最策の乗り心地で、一応サスペンションがついていますがすっ転ぶんじゃないかと言うくらいに振動します。舌を噛まないように注意しましょう。
コツとしては、股関節から下の力を抜いて、段差を膝のクッションを利用してやり過ごすイメージだと、上半身がブレずに多少楽に進めます。
スマホホルダーがあったりなかったりしています。

このマップの紫のゾーンは、速度制限がかけられるエリアです。めっちゃくちゃ遅くなります。もう押して歩いた方が早いくらいになるので、一旦降りて押しましょう。
他に自転車と違う部分で言うと、マップ上の「P」の文字の部分にしか駐車できません。これが意外にに不便で、「ちょっとサンドイッチでも買って公園まで行ってみよう」と思っても、公園が駐車可能エリアじゃない場合、駐車可能エリアまで行って停めてから公園に行く、みたいになるので、ちょっと気分が下がってしまいます。

登録
アプリを立ち上げて、「SIGN UP」をタップ、メールアドレス、名前、電話番号などを入力して各種ポリシーに同意します。
ポリシー関係は全部同意で大丈夫です。
※バウチャーやビジネスコードなどは未入力で大丈夫です。
「SIGN UP」をタップすると、SMSでコードが届くので、入力すると次の画面に行きます。


コードを入力すると、個人情報の入力画面に移ります。
後で登録する必要があるのですが、一旦登録を済ませたいので個人情報は全て未入力で登録します。
後で入力しないといけないので、入力できる人はしておきましょう。


トップページから左上の「≡」マークをタップ、なんか警告がたくさん出てますが、一番上の「click your email to confirm your registration」をタップすると、メールの照会ページに飛ぶので、メール送信します。すぐにメールが来るので、添付されているURLをタップすると照会完了です。
次に、「My documents」をタップして、左のボタン「identity documents」をタップします。
プロフィール設定をします。だいたい書いてある通りなんですが、「Nationaly」をJapanにすることで納税者番号の入力項目が消えるので、入国後すぐに登録ができます。
「identity documents」なんですが、これは身分証明書のことを指すので、パスポートのメインページとビザのページをダメもとで送信したら、それっきり何も連絡はありませんでした。多分免許証とかでも大丈夫だと思います。

料金
乗車料金は1分0.15ユーロですが、利用に1ユーロかかります。具体的には2km乗って12分くらいなら合計2ユーロです。
安くはないんですが、大抵の場所なら往復5ユーロくらいで十分だと思うので、街に出る手段としては十分検討してもいいと思います。
これも電池マークが表示されるので、残量をチェックしましょう。
私は街に出る時で、自転車だと裾が汚れるかもしれない薄い色のズボンの時なんかはたまに使っていました。
髪の毛はボサボサになるので、髪の長い人は注意しましょう。

「DISTANCE」は現在地からの距離で、「Break」は一時停車中の料金、「RENT」を押すとバーコードリーダーが起動します。
「BOOK」を押すと予約することができるんですが、いつも予約した後「RENT」ボタンが押せなくなってよくわからなかったので、一旦キャンセルして「RENT」を押して借りていました。料金に差はありません。

乗る時
トップページのマップの下、「START RENT」をタップ、バーコードリーダーが起動するので、車体のQRコードをスキャンします。
さらにタイマーと「START RENT」のボタンが出てくるので、タップするとチュートリアルが出てくるのでザーッと読み飛ばして「END」をタップするとレンタル開始します。
ちなみに、スキャン時に別の会社の車体が映ると警告が表示されます。

車体についてですが、バーコードの横のレバーがアクセルになっています。
これ、注意して欲しいんですが、静止した状態でレバーを押し込んでも進みません。
ある程度キックして進んでから徐々に押し込んでいってください。いきなりキックしながら全開にすると、スクーターだけ吹っ飛んでいきます。
最高時速はなんと25km!大きな道路だと爽快ですが、上記の通り速度制限エリアが、フィレンツェの主要エリアではあるのでそこまでの速度は出ません。

降りる時
降りる時は、駐輪可能エリア(エリアは自転車よりも厳しく、決まった場所にしか停められません。)に駐輪後、「CLOSE RENT」をタップすると料金の時計が止まります。
これも自転車同様、駐輪したところをアプリ上で写真撮影する必要があります。
こちらも適当で大丈夫なので、とりあえず止めたところを撮影して、そのまま送信します。
そのあと、いくらかかったかが表示されます。この後すぐにメールでも利用明細が送られてきます。
こちらはロックが自動でかかります。

 BIRD

レンタルスクーターの企業Birdです。イタリア仕様のAppleIDがあればダウンロードできるので、とりあえず入れましょう。。
車やバイク、自転車もレンタルしているようです。
特に安くもないんですが、スタンプカードがあるんです!地味に嬉しいですよね。
初期ランクで5回乗るとロック解除されて特典が受け取れます。私が見た時は多分予約が無料でできるとかだったと思います。
欠点としては、これも数が少ないのと、フックやホルダーがついていないこと、片効きブレーキであることです。
スタンプカードは嬉しいんですが、結局「BIT」の方が使いやすくて乗りやすいので使用頻度は少なかったです。

マップのグレーのゾーンは、速度制限がかけられるエリアです。遅い以前に人が多すぎて乗れないか、路面がボロッボロで結局乗れないと思います。一旦降りて押しましょう。
これは逆にマップ上の「P」の文字の部分には駐車できません

登録
アプリを開くとこの画面にが表示されるので、「Appleでサインイン」か、一番下の「メールアドレスを入力」にメールアドレスを入力します。
メールアドレスの場合、メールでコードが届くので、コピペしましょう。結構長いコードです。

支払い方法を選択します。
私は滞在中クレジットカードが不正利用の疑いで止められてしまった(さらに日本に予備を忘れてきてしまいました。)ので、PayPal支払いにしました。
クレジットカードが手元にある人はアプリ上でスキャンができるのでカードの方が早いと思います。

料金
乗車料金は1分0.25ユーロですが、利用に1ユーロかかります。具体的には2km乗って10分くらいで合計2.8ユーロでした。
「BIT」に比べて安くはないんですが、「BIT」のスクーターが見当たらない時、なぜかちょうどいいところにあるんですよね。
これは電池残量が雷マークで表示されるので、走行可能距離をチェックしましょう。
「BIT」の代わりに使う、と言う感じで選択肢として持っていました。

乗る時
トップページのマップの下、青い円をタップ、バーコードリーダーが起動するので、車体のQRコードをスキャンします。
これもバーコードの右横のレバーがアクセルになっています。左ハンドルがブレーキです。
後輪にのみブレーキがついています。

降りる時
降りる時は、駐輪可能エリア(エリアはかなり曖昧ですが、だいたいの場所に停めれます。)に駐輪後、「Close rental(実際の画面を記録し忘れてしまいました)」的なところをタップすると料金の時計が止まります。
これも自転車同様、駐輪したところをアプリ上で写真撮影する必要があります。
こちらも適当で大丈夫なので、とりあえず止めたところを撮影して、そのまま送信します。
そのあと、いくらかかったかが表示されます。この後すぐにメールでも利用明細が送られてきます。
こちらはロックが自動でかかります。

 Ti Move sharing

レンタル企業Ti  Moveです。イタリア仕様のAppleIDがあればダウンロードできるので、とりあえず入れましょう。
料金だけ見ると他よりもかなり安いです。こちらはドリンクホルダーがあります。企業努力ですね。
この「Ti Move」最大の長所は、人が多い場所ならまず間違いなく停まっていることです。
駐車エリアは「BIT」の数倍あり、車体数がも段違いです。まさに至る所に転がっています。
そして乗る部分が広い!
ただ、「BIT」ほど速く走れません。
私がハズレを引きやすかったのか、車体によってはブレーキが効きにくいか、ぎゅっと効いてしまう極端なものばかりでした。
ぎゅっと効いてしまう場合は、右ブレーキを重点的に使ってゆっくり止まりましょう。これも段差に弱いです。

登録
アプリを開くとログインか登録かを選ぶ画面になるので、「REGISTER」を選択します。
「Security number」は何でもいいようです。全て入力すると、次の画面に行きます。

SMSでコードが送られてくるので、アプリ上で打ち込みます。
コードが認証されると、住所を入力するフォーマットに移ります。ここで身分証を登録することになりますが、結構ラフで何でもいい感じでした。
私はパスポートの写真のページで通りました。

料金
乗車料金は基本的に1分0.15ユーロですが、利用に0.5ユーロかかります。具体的にはS.M.N駅から家まで13分くらい乗って合計2.54ユーロでした。約2kmです。
「BIT」に比べて数字では安いんですがなぜかそんなに変わりません。
バッテリーの残数が表示されていますので、しっかりチェックしましょう。
グリップがペタペタするのであんまり使いませんでしたが、ドリンクホルダーに価値を見出せる人はぜひ。

乗る時
バーコードを読み取るのではなく、マップの車体をタップしてそのままレンタルするスタイルです。
GPSに自信があるのか、個体の識別はマップ上でのみ行われます。
画像のように集中して停めてある場合、位置関係に注意してください。ちなみにこれはS.M.N駅前です。
AをレンタルしたつもりがBだったりすることもあるわけです。

降りる時
降りる時は、駐輪可能エリア(エリアは各所に散らばっているので、だいたいの場所に停めれます。)に駐輪後、「Close rental」をタップすると料金の時計が止まります。
こちらは写真を撮影する必要はありません。やはりGPSでの管理に自信があるのでしょう。
そのあと、いくらかかったかが表示されます。この後すぐにメールでも利用明細が送られてきます。
ロックは自動でかかります。

 フィレンツェだけじゃない

レンタルバイク事業はイタリア全土で盛んに行われていて、ナポリを訪れたときも目にすることができました。
海岸線はこれに乗ってかっ飛ばしてもいいかもしれませんね。


写ってませんが、ハンドルの間に操作パネルみたいなものがついていました。
カラーリングが南イタリアって感じですね。

ミラノにも「Ride Movi」、「BIT」やその他の会社の自転車、スクーターがありました。
ミラノは広く、道も割としっかりしている印象でした。
もちろん大聖堂周りは人でごった返しているので乗りにくいと思いますが、ミラノを訪れた際はおすすめです。

 まとめ

メインはレンタル自転車、たまにスクーターを利用するスタイルがおすすめです
とにかくちょっとそこまで(2kmくらい)がとんでもなく楽になるので、絶対に登録した方がいいと言えます。
個人的なおすすめは自転車を購入してしまうことですが。⇨ 自転車の購入についてはこちら。

レンタルキックボードについてのエッセイ漫画描いてます。読んでね。