他の記事でも触れていますが、対処法について書くとちょっと微妙に長くなるのでここにまとめておきます。
結論から言うと、しのごの言わずに薬局へ「AQUAM」というメーカーの「Anti Muffa」というスプレーを探しにいってください。マジで最強です。
カビの様子
窓の周りは間違いなくカビ(おそらくどこも黒カビ)が発生します。
湿気でダメになってしまうものは窓際に置かないようにしてください。
結露も尋常ではないので、毎日拭き取るようにしましょう。
カビが発生した場合は必ず掃除しなければなりません。でないとあっという間に壁という壁が真っ黒のふさふさになります。
●カビの生えやすい場所
クリスマス当日、窓を拭いていたら角の壁に、墨汁をぶっかけたのかと思うほどの黒いカビが発生していました。
ここはちょうどカーテンで隠れていて、死角になっている部分でした。
・あまりにもなのでモザイクをかけています。黒いモヤっとしている部分は全てカビです。この左側の家具で隠れている部分にも同じようなカビがありました。
ここは窓の近くの、外に面している角部分です。下の図で言うと、一番左下の部分です。
この黄色い部分がカビの発生エリアでした。
こうみると特に窓付近、外に面している壁の低い部分に生えていましたね。
掃除方法
発見当初はあまりの光景にしばらく動けませんでした。
意を決して拭き取ってみましたが、壁が真っ黒に汚れるだけで埒が明かないので、お湯に食器用洗剤と重曹を混ぜたものを含ませたスポンジで何度か拭き取ったところ、ある程度落ちました。
後日聞いた話では、学校の先生曰くこの方法は一番ソフトな方法らしいので、あまりお勧めしません。
一応の応急処置の方法として載せておきます。
●重曹法
・洗面器くらいの大きさの汚れてもいい容器
・古くなったスポンジ
・ぬるま湯 5-600mlくらい
・重曹 スプーンでガッツリ二杯分
・食器用洗剤 重曹より少し少ないくらい
・雑巾全てを容器の中でかき混ぜてスポンジで少しずつ拭き取っていきます。
初めはガシガシ擦らずに、徐々に強くしていってください。
拭いては容器の中で絞って、を繰り返すと容器の水が真っ黒になっていくと思います。
引き換えに壁がややまともな色になってきます。そのあと乾いた雑巾で拭いてください。
スポンジは尋常じゃなく汚れるので都度捨てましょう。ただこれは二日くらいしか持ちません。
一番ソフトなので、体には一番悪影響がないと思います。
2番目に試したのは、漂白剤をぶっかけると言うものです。
先生おすすめの方法だそうですが、これも漂白成分が100%のものでないと意味がないらしいので、溶剤を選ぶようでした。
私の家にあったのは「Cif」というスプレータイプの漂白剤で、何度か試してある程度の効果が得られたので一応紹介しておきます。
Cifはそこまで強い成分ではないようです。
漂白剤は「Candeggina」です。
●漂白法
・スポンジ
・雑巾
・漂白剤
・洗面器くらいの大きさの汚れてもいい容器
・古くなったスポンジ
・ぬるま湯か水
漂白剤をとにかくカビに向かってぶっかけます。
数分おいてからスポンジで拭き取っては容器の水ですすいで、を繰り返してください。
しばらくやっていくと壁がまともな色になっていくのがわかると思います。これも重曹法と同じようにゆっくり拭いていくんですが、よくて5日しか持ちません。徐々にグレーになっていきます。
匂いはきついですが、多分まだそこまで体には悪くないはずです。
そして体調を崩しそうなほどカビに悩まされていた時に出会ったのがイタリア版カビキラーです。
この頃はカビがやばすぎてもう毎日掃除していて、なんとかいい薬品はないかと探していました。
ベッドの周りもカビまみれで、「なんとなく肺から異音がする気がする」というくらいまで影響がありました。
初めに学校の先生に教えてもらったのは「Il Muffa Stop」というスプレーです。
これは文字通りカビを止めるようで、2度と生えないくらい強力だそうです。
が、近くの薬局では見つけられず、しばらくCifで戦っていましたが、ある日ついに別の薬品を見つけました。
今までのは一応体験として共有したかったので載せましたが、正直これが現時点で最強のカビ対策だと思っています。
●Anti Muffa法
・「Anti Muffa」
だけ。
これ以上は何も必要ありません。
裏の説明にはすすげと書いてありますが、濡れ雑巾でさっと拭いてください。多分から拭きもしたほうがいいです。使用法もシンプルで、カビにぶっかけて放置。これだけ。
私はかけたあと忘れて拭かずに放置してしまっていたんですが、問題なく白くなっていました。忘れた頃に見にいってみましょう。
文字通りまっっっ白になっていると思います。あれもカビだったんだ、と思うほど、不気味なくらい真っ白になります。
これ以降はカビが生えることはありませんでした。
もう怖いくらい真っ白になるため、それだけ人体にも悪影響だと思うので換気だけはしっかりしましょう。
ただ、黒い布にかかるとオレンジ色に変色します。そのほかの色の布ももれなく変色するので、ベッドのそばは特に注意しましょう。匂いはプールの塩素みたいな感じで、使うと部屋が一日中プールになります。
これだけの効果で5ユーロです。
TIGOTAで買えます。※おそらくカビに効いている筈なんですが、漂白されていて問題が解決していない可能性は十分にあるので、毎日カビがないかはチェックしてください。
これで二ヶ月くらいのカビとの戦いに終止符が打たれました。
皆さんは11月になったらまず「Anti Muffa」を購入してください。