学校が決まったら次は滞在先の証明書を取得しましょう。
ビザに必要な書類の一つに、滞在先の証明書があります。
エージェントを通さない場合のことは、私の憶測も入ってきますのでご了承ください。
⇨フィレンツェで賃貸を探す際の家賃や賃貸情報サイトについてはこちら。
ビザ申請に必要な書類
ビザ申請時、住居に関する書類で必要なものは、規定フォーマットの入居証明書3枚、大家さんの身分証明書(Repubblica italiana carta d’identità)のコピーの二種類、4枚です。
領事館のページによると、「賃貸契約書、寮などの入居証明書、ホームステイ先からの受け入れ承諾書、など。貸主の電話、メールアドレスが明記されていること」、とありますが、必要なのは上記の二種類、四枚の書類です。
私はエージェントの説明不足で大変不安な思いをしましたが、この書類はほとんどの場合学校側が用意してくれますので、ご安心ください。
謎のシステム
規定フォーマットの書類3枚は、入居証明書になりますが、これがおかしなシステムなんですよね。
学校側は住居の斡旋はしてくれないと言っているエージェントもいますが、この書類は学校の書類に同封され、学校から送られてきます。
重要なのは、この住所に住むわけではないということです。
どういうことかわからないかもしれませんが、これはビザ申請を通すためだけの仮の住所になります。
この書類は、基本的に通う学校の校長先生が書いてくれて、かつ校長先生の身分証明書が送られてくることになります。
なんでこんなことになっているのかというと、実際に住む場所が決まるのはビザ申請後だからです。
ビザ申請には現地の住所が必要ですが、住む場所が決まるのは出発の1ヶ月前〜2ヶ月前なので、矛盾するわけですね。
なんでこんな矛盾があるのかはわかりませんが、ビザが降りていないと部屋が借りれない(学校が斡旋してくれない)のではないか、と思っています。
ただ、学生ビザで来ている留学生は、どうもみんなこのスタイルのようなので、あらかじめ知っておいてびっくりしないようにしましょう。
注意点
エージェントにも言われますが、一つ目の注意点として、ビザ申請時にこの謎の書類について言及してはいけないということがあります。
どういうことかというと、ビザ申請時に「この住所に住むわけじゃないんですけどね。」みたいなことは言ってはいけないということです。
領事館でそんなことを言うタイミングは存在しませんが、一応頭に入れておいてください。⇨領事館についてはこちら。
さらに、当然ですがこれとは別に本当に住むための滞在先を探す必要があります。
これも学校が紹介してくれますが、Airbnbなどで自分で探すこともできます。
初めは学校が紹介してくれる部屋に住んで、そのあと引っ越すというのが一番楽なので、ほとんどの人がそうしているかと思います。
※エージェントが部屋を紹介してくれるのではないことに注意しましょう。学校が紹介する部屋をそのまま横に流して、自分たちの仕事のように留学生に紹介しているだけなので、詳しいことを聞くと確認までに結構時間がかかります。
まとめ
・学校から届く住居の書類はビザ申請に必要なものです。実際に住む部屋の情報ではありません。
書類は、規定フォーマットの入居証明書3枚、大家さんの身分証明書のコピー(Repvbblica italiana carta d’identità)の二種類、4枚です。
・実際に住む部屋は予算に合わせてエージェントもしくは学校に相談しましょう。
ビザが発行された後に紹介される部屋は、一旦落ち着く場所として考えても大丈夫です。私はかなり無理して意地でも独立アパートに住みました。
エージェントを利用する方はエージェントを経由して紹介されることになると思います。